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「そこには口を出すな」 義母の手作りチョコを味見しようとした妻へ夫が放った“拒絶の一言”に絶句! 「母親の領域には入れない」と悟った妻の悲痛な叫び
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教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ

夫婦関係がうまくいっているように見えても、ふとした瞬間に「自分は本当に家族なのだろうか」と不安になることがあります。義母から届く“ある贈り物”をめぐり、夫の態度に違和感を覚えた40代女性。夫婦カウンセラーは、この問題をどう受け止めるべきだと考えるのでしょうか。
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義母から毎年贈られる手作りチョコレート
結婚して数年が経つものの、いまだに夫の中で「家族」になりきれていないのではないか――そんな不安を抱えていると話すのは、関東地方在住の三吉多香子さん(仮名・40代)です。
38歳のときに友人を介して出会った、6歳上の夫とはお互い初婚。クラシック音楽という共通の趣味があり、交際は順調でした。結婚後も夫婦仲は良く、週末には音楽会に出かけ、年に一度は海外旅行を楽しむなど、表面上は何の問題もない夫婦だと思っていました。
ただ、結婚当初から、近距離別居の義母に対する夫の反応が気になっていたといいます。
「義母は悪い人ではありませんし、干渉してくるわけでもありません。でも、義母の話題になると、夫は急に慎重になるというか、私が踏み込めない空気になるんです。私がそのことについて何か言おうとすると、そこで会話が終わってしまう」
困ることはなかったので、これまで口に出さないようにしてきました。ただ、大きな不満として表に出すほどではないものの、ときどきその違和感が蒸し返される瞬間があったといいます。
そのひとつが、バレンタインデーです。毎年、義母から夫宛てに手作りのチョコレートが届くのです。
「夫はそのチョコを、宝物のように扱うんです。それで手作りが好きなんだと思って、チョコレートケーキを作ったこともありました。でも、義母のトリュフチョコレートのほうが、明らかにうれしそうで……」
決定的だったのは、一昨年のことでした。義母のチョコレートを真似して同じようなものを作ってみようと思い、「ひと粒、味見させて」と声をかけたところ、夫は急に表情を硬くし、強い口調で拒否しました。理由を説明することもなく、「そこには口を出すな」と言わんばかりの態度だったといいます。
「そのとき初めて、私は“妻だから分けてもらえない”のではなく、“母親の領域には入れない存在”なのだと感じました。ものすごく見下されたような気がして、悔しかったです」
その後、言い方について夫から謝罪はありました。しかし、状況が変わることはありませんでした。義母に関することになると、今でも夫は同じ態度を取ります。
「夫にとって一番大切なのは、今も母親なのだと思います。私は結婚しても、その外側にいる。そう考えると、この先も夫婦としてやっていけるのか、自信が持てなくなりました」