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「もはや、多すぎて無理…」 節分の豆を年齢の数だけ食べられないとき、どうする? 福を逃さないための対策とは

公開日:  /  更新日:

著者:鶴丸 和子

節分といえば豆まき(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
節分といえば豆まき(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 2026年の節分は、2月3日です。豆まきの準備をしている方もいるでしょう。ところで、豆まきの後は、健康や幸せを願って「年齢の数だけ豆を食べる」と言い伝えがありますが、だんだん年齢を重ねてくると、数が多くなって「食べ切るのは無理」と感じることも。福を逃さないために、なにか対策はあるのでしょうか。節分のタブーとともに紹介しましょう。

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節分に豆をまくのはなぜ?

 節分とは、「節」を「分」けるという意味で、季節の変わり目を表す言葉です。もともとは季節の始まりとなる立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれの前日を「節分」と呼びましたが、旧暦では一年の始まりが立春だったため、その節目となる前夜だけを「節分」というようになりました。

 この立春の前日にやって来る「鬼」を追い払うのが豆まきです。鬼は、「邪気」を象徴し、病気や災害を意味しています。昔は、豆を「魔(ま)」を「滅(め)する」ものと考え、鬼を追い払う力を持つものと考えられていました。

 豆まきのルーツは、古代中国の「追儺(ついな)」という鬼を払う行事をもとにした宮中行事「鬼遣(おにやらい)」にあるといわれています。江戸時代には、節分に豆をまいて鬼を払う風習が、広く行われるように。豆を外に投げて鬼を追い払い、中にまくことで、家に幸せや健康、豊かさを呼び込むことが風習となりました。

1年の健康や幸せを願うために、豆を食べる

 地域によって差はありますが、節分の豆まきが終わったあとは、1年の健康や幸せを願いながら「年齢の数だけ豆を食べる」という習わしがあります。昔は、立春から一つ年をとるといわれていたため、「年とり豆」といって、自分の年齢より一つ足した数の豆を食べるのが縁起とされていました。

 ただし、年々食べる数が増えるので、食べ切ることが大変になってくることもあるでしょう。「福を得たいけど、こんなに多くの豆を食べ切るのは無理」と、頭を悩ますこともあるかもしれません。

 その場合は、節分の豆を入れた「福茶」にして飲むと、ご利益があるといわれています。湯呑みに3粒の豆と、塩昆布、梅干しを入れて、湯やお茶を注いだものが一般的です。