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「もはや、多すぎて無理…」 節分の豆を年齢の数だけ食べられないとき、どうする? 福を逃さないための対策とは
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節分の豆まきにまつわるタブーとは
福を逃さないために、節分の豆まきで「やってはいけない」と言い伝えられていることを紹介します。
○生の豆を使う
生の豆をまくのは縁起が悪いとされています。節分の豆まきで使う大豆は、炒ったものを「福豆」として使います。生の豆を拾い損ねると、「芽が出て、鬼が戻ってきて、不吉なことが起こる」と考えられたからです。火を通すことで豆が清められること、また「豆を炒る」が「魔目を射る」に通じるといわれています。
○「鬼は外」のあと、すぐに窓や玄関を閉めない
豆まきは、「鬼は外」と外に豆をまいたら、開けた窓やドアはすぐに閉めて、「福は内」と室内にまくのが作法です。開けっ放しにしておくと、鬼が戻って入ってきてしまうと考えられているからです。現代ではマンションなど屋外に豆をまけない場合は、まず窓を開けて窓近くの床にまいて、すぐに窓を閉めて室内の中心にまくと良いでしょう。
いずれにしても大切なのは、災いを外へ出し、新しい1年の幸せと健康を願う節目だということです。節分の背景を知り、気持ちを込めて行えば、年齢の数の豆を食べ切れなくても、問題はないでしょう。無理のない形で、福を迎える時間にしたいものです。
(鶴丸 和子)

鶴丸 和子(つるまる・かずこ)
和文化・暦研究家。留学先のイギリスで、社会言語・文化学を学んだことをきっかけに“逆輸入”で日本文化の豊かさを再認識。習わしや食事、季節に寄り添う心、言葉の奥ゆかしさなど和の文化に詰まった古の知恵を、今の暮らしに取り入れる秘訣を発信。昭和好き。
インスタグラム:tsurumarukazu
