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「どこ見て走ってんだよ!」 高速道路の工事現場に突っ込む衝撃映像に怒りの声 過去5年で死亡事故も発生 NEXCO中日本が注意喚起

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

高速道路の工事規制に注意(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
高速道路の工事規制に注意(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 高速道路のリニューアル工事が各地で進むなか、工事規制内への車両侵入事故が急増しています。NEXCO中日本金沢支社は公式X(ツイッター)アカウント(@c_nexco_kana)で、監視カメラがとらえた衝撃的な事故映像とともに注意喚起を行ったところ、驚きの声が殺到しました。近年では作業員が死亡した事故も複数発生しており、命に関わる重大な問題となっています。

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衝撃的な事故シーンが次々と…

「【工事規制内への進入事故が増加しています】#高速道路 の #リニューアル工事 が進捗する一方で、工事規制内への進入事故が増加しています」と投稿した同社。「過去5年間で工事規制内の作業員が被災し、死亡した事故が4件発生しています」と、事態の深刻さを訴えています。

 投稿に添付された動画には、主に監視カメラの映像を複数つなぎ合わせた形で、場面ごとに異なる事故の瞬間が収められています。赤白のバリケード(プラスチック製の水入りバリア)と黄色の「速度注意」の看板が並ぶ道路で、青い大型トラックが左車線から工事区間に突っ込み、バリケードに激突。水しぶきを上げながら走り去っていきますが、反対車線ではその水をかぶって視界が遮られた複数の車が停止する様子が映し出されています。

 また別のシーンでは、交通誘導を行っている作業員のいる場所に、突然車が突っ込み、作業員が間一髪で身をかわす様子など、衝撃的な事故シーンが次々と流れていきます。一歩間違えば作業員の命が奪われかねない、まさに危機一髪の瞬間です。

 この投稿に対し、リプライ(返信)には、多くのコメントが寄せられています。「どいつもこいつも、どこ見て走ってんだよ!」「これ見てると高速走りたくなくなるね。怖いわ」「工事規制内に突っ込むとかあり得なくない?」といった怒りや恐怖の声が相次ぎました。

 また、引用リポストでも「これはひどい」「なんともショッキングな映像」「やっぱりスマホを触ってるのかな? 運転に集中してたらあり得ないもんね!」といったコメントが見られ、注意散漫な運転が原因ではないかとの指摘も出ています。

 同社は「運転支援機能を過信せず、運転に集中していただき、安全な通行をお願いします」と呼びかけています。また「もし規制器材に接触してしまったら、慌てずに最寄りの休憩施設などに設置された『非常電話』や『緊急ダイヤル(#9910)』から事故を申告してください」としています。

高速道路での工事規制進入事故件数が急増中

 NEXCO中日本の公式ウェブサイトによると、高速道路での工事規制進入事故件数は、令和2年度は704件でしたが、増加の一途をたどり令和6年度には1966件と約2.8倍に急増しています。

 特集ページ内では、工事規制箇所を通行する際の注意点を紹介しています。工事規制箇所手前約1キロから規制標識を設置しており、この先で工事規制が行われていることをしっかりと認識したうえで、規制速度まで減速しながら後続車両にも注意して余裕を持って車線変更をすることが重要です。無理な車線変更は大変危険なため、絶対にやめるよう呼びかけています。

 工事規制は、高速道路の安全を守るために不可欠な作業です。その現場では、日々多くの作業員が危険と隣り合わせで働いています。ハンドルを握る一瞬の油断が、取り返しのつかない結果を招く可能性があることを、改めて強く認識し、安全運転を心がけましょう。

(Hint-Pot編集部)