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「余命は数年かもしれない」 21歳でステージ4告知…希少がんと闘う女性が発信を続ける理由 今一番訴えたいこととは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ウィッグを着用し、おしゃれを楽しむうーたんさん【出典:インスタグラム(u_tann._.nikki)よりスクリーンショット】
ウィッグを着用し、おしゃれを楽しむうーたんさん【出典:インスタグラム(u_tann._.nikki)よりスクリーンショット】

 21歳で耳下腺がん・肺多発転移のステージ4と診断され、YouTubeチャンネル「うーたん日記」で闘病生活を発信しているうーたんさん。プロポーズの2日後に「余命は数年かもしれない」と告げられ、人生が一変しました。治療が続くなかで抱えた焦りと葛藤、そして視聴者からの言葉が教えてくれたこと。今だからこそ話せる思いを明かしていただきました。

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1日20時間眠る日々 「何も生み出せていない」焦り

 告知からほどなくして、腫瘍摘出とアゴの骨などの再建手術を終えたうーたんさん。手術の影響も残るなか、さらに放射線治療や抗がん剤治療が始まると、生活は大きく変わりました。抗がん剤の副作用は強く、体が思うように動かない日が続いたといいます。

「1日20時間くらい眠っているような生活が続いた時期もありました」

 起きていられる時間はわずかで、何かをしようとしても、すぐに体がついてこなくなる。外出もままならず、予定を立てることすら難しい日々でした。そんななか、うーたんさんの心には、ある言葉が浮かびます。

「何も生み出せていない」

 病気になる前は当たり前のようにできていたことが、次々とできなくなっていく。仕事も、外出も、以前のような日常もない。治療を受けているだけの自分は、何も生み出せていないのではないか――。そんな焦りが、積み重なっていったといいます。

 昨年末、そうした焦りを率直に語った動画を投稿。すると、大きな注目を集め、70万回以上再生されています。

「健康であることは決して当たり前ではありません」

 発信を続けるなかで、うーたんさんが強く伝えたいと思うようになったのが、体の違和感と向き合うことでした。

「『たいしたことない』とごまかしていた体調の違和感が、実は大きな病気のサインであることもあります。私のように、病気に気づくのが遅れ、人生が大きく変わってしまう人がひとりでも減ることを願っています」

 若い人ほど「自分は大丈夫」と思いがちだからこそ、早めに受診してほしいと話します。

「健康であることは決して当たり前ではありません。いつ、物理的に夢を追えなくなるかわかりません。やりたいことは、できるうちに挑戦し、後悔のない日々を過ごしてほしいです。私も、今できることに全力で向き合い頑張りますので、一緒に頑張りましょう」