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「切ってガッカリ」“残念アボカド”を見分ける方法は? バナナやレモンを使った“裏技”も
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国内では1年を通じて手に入る一方、例年2月~5月が最も多く市場に出回るというアボカド。濃厚でクリーミーな口当たりと高い栄養価を持つことから「森のバター」とも呼ばれ、「世界一栄養価の高い果物」としてギネスブックにも登録されています。生でも食べられることから、サラダやお刺身と合わせた食べ方も人気ですが、一方で売り場では食べ頃が分かりづらいという難点も……。おいしいアボカドの見分け方について、生産・輸入を手がける「Avocados from Mexico(アボカドファームメキシコ)」の担当者に話を聞きました。
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濃厚な味わいが楽しめる反面、食べ頃が見分けづらいという悩みも
「スーパーで買ったアボカド……切ってみたら全部黒ずんでて泣いた」「買ってきたアボカド、全然熟してなくてゴムみたい」「皮の柔らかいやつが食べ頃って聞いたけど、売り場でグニグニもんでもいいもんなの?」
SNS上では、アボカドの食べ頃を巡り、さまざまな嘆きの声が上がっています。ほどよく熟したアボカドは濃厚な味わいが楽しめる一方、熟成が甘かったり、逆に熟しすぎたものは、包丁を入れてから残念な思いになることも……。食べ頃のアボカドはどのようにして見分ければいいのでしょうか。
メキシコ産アボカド公式サイト「Avocados from Mexico」の担当者は「アボカドの選び方は、色や固さ・ヘタをよく見るのがコツです。表皮が柔らかいものや黒ずんでいるものは成熟が進んでいます。また、アボカドは熟すと次第に果肉から水分が失われ、ヘタが沈んでいきます。ヘタと実の間に少し隙間が空いているのが『完熟食べごろ』のサインです」と説明します。
ただ、店頭に並んだアボカドを指で押して固さを確認するのはご法度。固さの確認はあくまでも購入後、調理前に行うのがマナーです。買ってきたアボカドがどうも熟成が進んでいないと感じたときには、どのように保存すればいいのでしょうか。
「表皮がグリーンのものはまだ熟成が必要なので、常温で3~7日置いてください。熟成を早めたいときはヘタを取り除き、箱や紙袋に入れておきましょう。濃い緑の斑点があるものはほぼ成熟していますが、もう2~3日室温で保存しておくといいでしょう。完熟すると全体が黒っぽくなります。すぐに食べない場合は、完熟状態のまま冷蔵庫で3~5日間保存可能です」
熟し具合によって、適切な保存方法にも違いがあるとアドバイスします。熟すスピードを早めたい時は、「エチレンガス」を発生させるバナナやリンゴと一緒に紙袋に入れるのも効果的。あえて青いアボカドを買っておき、家で追熟させることで食べ頃にするのもおすすめの方法だといいます。ちなみに、一度切ってしまったアボカドは、酸化を防ぐために果実の部分にレモンジュースやライムジュースを振りかけ、ラップで覆うといいそうです。
逆に、熟しすぎて黒ずんでしまったアボカドについては「表面だけ黒い場合は、ナイフで削って緑のところを食べるなどできますが、基本的には黒ずんだアボカドは破棄いただくのが安全です。黒んずんだアボカドに限らず、残った種をお部屋で育てて観葉植物にするという楽しみ方もあります」。食べるだけでなく、追熟や発芽の様子を観察する楽しみもあるんですね。
食べておいしく、豊富な栄養素を含み、観賞という楽しみまであるアボカド。ぜひ、日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)