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「3日で洗うのは頻繁すぎる」 1か月以上バスマットを放置…アメリカ人の感覚に衝撃 日本人が驚いた光景とは
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毎日使用するバスマットは、家の中でもとくに衛生面が気になるアイテムのひとつ。こまめに洗濯したり、頻繁に取り替えたりする家庭も少なくないでしょう。一方で、こうした習慣は、国や地域によって違いが見られることもあります。アメリカ・ロサンゼルスで暮らすYoさんが、アメリカ暮らしの実情や外国人から見た日本の印象などを綴るこの連載。第31回は、アメリカのバスマットの洗濯事情についてです。
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バスマットの洗濯頻度に衝撃
ある日、ホームステイ先でシャワーを浴び終えて、洗面所に出ると、足に「ぬちょ……」とした不快な感触がありました。床を見ると、バスマットがびしょびしょに濡れていたのです。
しかし、ほかの家族はとくに気にする様子もありません。自然に乾くのを待つだけで、洗濯せずに何週間も使い続けていました。筆者が滞在した8週間の間に洗濯されたのは、わずか1回。その後も1か月以上、バスマットは洗われないまま使われていました。
毎日の入浴後に使うバスマットは、水分を多く含むため、衛生面への配慮が欠かせないアイテムです。清潔さを保つには、しっかり乾燥させ、菌の繁殖を防ぐことが重要とされています。
日本には近年、吸水性や速乾性、抗菌・防臭機能などに配慮した製品も多く見られ、素材や構造にもさまざまな工夫が施されています。そんな機能を兼ね備えていても、清潔さを保つためには、洗濯が欠かせないでしょう。
バスマットの菌は「そこまで気にならない」
筆者は日本にいたとき、バスマットを3日に1回は洗濯していました。アメリカ人の感覚について、語学学校の先生に聞くと「家庭によるけれど、1~2週間に1度くらい」だといいます。
「うちは1週間で取り替えて、2週分をまとめて洗うわ。3人で暮らしているから、1週間で21回使う計算になる。日本人はきれい好きで文化が違うのは知っているけど、3日で洗うのは頻繁すぎるかな。ある程度、菌がいることはわかっているけど、そこまで気にならないし、そんなにすぐに洗う必要性は感じない。でも、文化が違うのは美しいことよ」
バスマットの洗濯頻度は、ささいな生活習慣のひとつにすぎないかもしれません。ただ、そういった小さなところまで気を配る日本人の精神が、街全体を美しく保つ姿勢につながっているのでしょう。衛生管理が行き届いた日本の良さに、改めて気づかされました。
(Yo)
Yo(ヨウ)
新聞社に5年、ネットメディアに6年勤め、スポーツを中心に取材・執筆・編集活動をしたのちに退職。30代半ばでアメリカ・ロサンゼルスに拠点を移した。大学時代はバックパッカーとしてアジア、南米を放浪。仕事を含めて20か国近く訪れたものの、意思ばかり伝えてリスニングが苦手な一方通行イングリッシュに終止符を打つべく、英語習得にも励んでいるところ。
