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ヘンリー王子 1人で英国へ帰国 “王室引退”へのカウントダウンが始まるも浮かない表情? 英紙が報道
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最後の公務のためまずはエディンバラへ 英メディアの注目が集まる
3月末日での“王室引退”に伴い、最後の公務のために英国へ帰国したヘンリー王子。スコットランドの首都エディンバラで開かれる「環境保全のための旅行」をテーマにした会合に出席するために当地入りした。
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英大衆紙「ザ・サン」が掲載した写真を見ると、エディンバラ・ウェイヴァリー駅に登場したヘンリー王子は野球帽をかぶり、グレーのポロシャツに黒いダウンジャケットを重ねたジーンズ姿というカジュアルな装い。しかし気になるのはその表情。長旅の疲れもあるのだろうが、うつろな表情でまったく生気がないように見える。
一晩ゆっくりと休んで、翌日の公務には笑顔も見せてくれるのだろうが、“王室引退”が正式に決まり「ロイヤル」の使用も禁止された直後の帰国で気分もやや落ち込んでいる様子。メンタルヘルスの問題を自ら打ち明けているヘンリー王子なだけに、その辺りは少々心配だ。
しかし「サン」紙は、そんなヘンリー王子でも今回の帰国で「メーガン妃とともに英メディアの注目を一身に集めるのは間違いなし」と断言する。来週は、キャサリン妃とウイリアム王子のアイルランド訪問も予定されているが、王室筋は、何かとお騒がせの弟夫婦がスポットライトを浴びてしまい「ケンブリッジ公爵(ウイリアム王子)夫妻のアイルランド訪問が話題にならないことが心配だ」と語っているという。
何はともあれ、“王室引退”のカウントダウンが始まり、来月のメーガン妃とヘンリー王子の最後の公務に世界の注目が集まることはもはや避けられないのかもしれない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)