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「学級のテンションが最高潮になった」 5円玉に隠された“メッセージ” 小学5年生の発見に大反響 「素晴らしい」「デザインにも願いが…」
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小学5年生の社会科の授業で飛び出した、ある児童の発見がX(ツイッター)で大きな反響を呼んでいます。5円玉のデザインに込められた意味を調べて発言したその内容に、クラス全体が沸き立ったというエピソード。投稿には約11万もの“いいね”が集まり、多くの人を驚かせました。投稿したのは、小学校教員のトーマス(@hsxCtzfbH9b5fxS)さん。授業の様子を詳しく伺いました。
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小学5年生の気づき、「学級のテンションが最高潮に」
「社会科授業で5年生のまとめをしてるんだけど、ある子が調べて発言したことで学級のテンションが最高潮になった」
そんなコメントとともに投稿されたのは、5円玉の表裏を撮影した写真。日常でなにげなく使っている硬貨に込められたメッセージを、社会科の授業で小学5年生が読み解いたといいます。
「5円玉のデザインにある稲の絵は農業、裏の木の芽は林業、水の絵は水産業、穴のまわりのギザギザは歯車の絵で工業を表しているとのことで、日本国の基盤となる産業がモチーフ」
日本の農業・林業・水産業・工業という4つの産業が、小さな硬貨のデザインに凝縮されていたのです。この発言が飛び出した瞬間、クラス全体のテンションが一気に上がったといいます。
この発見はX上でも大きな反響を呼び、投稿には約11万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「素晴らしいな、5年生」「日本の基盤を教える、素晴らしい」「デザインにも願いが込められていますし、使い続けたいと思います」といった声が相次ぎ、子どもの純粋な探究心と発見に多くの人が心を動かされました。
「今までの学びと生活経験を繋げているのが見事」発想力に脱帽
この投稿が生まれたきっかけについて、「私が子どもさんの発表を聞いて感動したからシェアしようと考えたからです」とトーマスさん。今回の投稿は、最近の出来事ではなく、過去の教務経験をもとに綴ったといいます。
「今までの学びと生活経験をつなげているのが見事だと感じました。5年生の社会は、農業、漁業、工業、林業の学習をするので」
授業の中で学んだ知識が、日常生活のなかにある5円玉という身近なモノと結びついた瞬間。そのつながりを自ら見つけ出した子どもの着眼点に、クラス全体が沸き立ったのも納得です。
相次ぐ驚きの声に「5円玉に関心を寄せてもらったことがうれしい」
小学校では全教科を受け持っているというトーマスさん。トーマスさんが授業をするうえで、とくに意識していることを教えていただきました。
「勉強=遊びととらえることです。子どもたちのなかには、授業が苦痛に感じる子もいます。だから、学ぶことは遊ぶことと同じ感覚だということを感じてもらうために、これを意識しています」
学ぶことへの壁をなくし、好奇心を引き出す。そんなトーマスさんの姿勢が、今回の発見を生んだ土壌になっていたのかもしれません。実際にX上では多くの驚きや感動の声が寄せられ、5円玉に新しい視点を見出すリプライの数々に、トーマスさんは喜びを覚えたといいます。
「多くの人に5円玉について関心を寄せてもらったことがうれしいです。また教職についている及び目指している方の励みになっていればと感じています」
一人の子どもの小さな気づきが、授業の枠を越えて多くの人の心に届いた今回の出来事。財布の中に何気なく入っている5円玉を、今日からもう少し違う目で見てみたくなるかもしれません。
(Hint-Pot編集部)
