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コロナ禍を乗り越えた親子の情熱 幼稚園時代から始めた小学6年生のサッカー自由研究にサポーター感動「素晴らしい体験」「日本版映画みたい」
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夏休みの自由研究といえば、植物の観察や工作など、身近なテーマを選ぶ子どもが多いでしょう。そんななか、壮大なスケールで挑んだ小学6年生がいます。幼稚園の頃からコツコツとサッカーJリーグ1部(J1)のスタジアムを訪ね歩き、小学6年生でついに全会場を訪問し終えました。その集大成としてまとめた夏休みの自由研究が、X(ツイッター)で大きな反響を呼んでいます。投稿者のKawauchi(@ace_impression)さんに詳しいお話を伺いました。
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「研究」として公開した親子の6年間の軌跡
「小学6年生の息子が、幼稚園からコロナ禍を挟み、この夏にJ1の全スタジアム訪問を制覇した記念で、夏休みの自由研究でその記録をまとめました。『研究』ですので公開してなんぼとして、本人承諾のもと公開します。お時間のある方、見てやってくださいませ」
子どもたちの夏休みの終わりが迫る8月下旬。こうした一文とともにkawauchiさんは、息子さんの夏休みの自由研究をXに投稿しました。
1枚目の写真には、大勢のサポーターで埋まるスタジアムの観客席で、記念写真を撮る男の子が写っています。お気に入りのチームのシャツを着て、ワクワクしながらも、どこか緊張した面持ちが印象的です。
2枚目の写真には、横浜F・マリノスのユニホームを着て、ピッチで選手やマスコットと記念撮影をする男の子の姿が。1枚目に比べて成長が感じられ、その顔はとてもうれしそう。誇らしげな表情を浮かべています。
この投稿は1.5万件もの“いいね”を集めました。また、リプライ(返信)には「研究という枠を超えて、息子さんにとっても、ずっと忘れない素晴らしい体験になったことと思います」「本当に、小学生とは思えないくらい素晴らしいまとめと感想」「ネットやAIがある時代に、全部自分の足で訪れたのは、とても価値がありますね」といった称賛の声が寄せられています。
