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「横転ブチかますところだった」 雪道での恐怖体験 警鐘鳴らす漫画に称賛の声 「教科書に載せたいくらい実用的な対処法」
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雪道での運転は何が起こるかわからないため、いつも以上の注意が必要です。X(ツイッター)では、雪道であわや横転の事態に陥ったという体験談が、合計3万件以上の“いいね”を集め、大きな話題になっています。作者のgenZou(@genZou_re)さんに、詳しいお話を伺いました。
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スリップして停まれない…とっさの判断で雪山へ
「人生初の横転ブチかますところだった」と題した漫画には、雪道での生々しい恐怖体験が描かれています。
ある朝、雪が積もった道路をいつも通り走行していたgenZouさん。赤信号に差しかかりブレーキを踏みますが、スリップして停まれないことに気づきます。
そこで、genZouさんはとっさに「前の車に突っ込むくらいなら……」と覚悟を決めます。雪国の道路は、除雪された雪が歩道との境目に積まれていることが多く、他車を巻き込むくらいならそこへ突っ込もうと考えたのです。
慎重に雪山へ車を寄せ、雪を踏むことでスピードを落としたものの、ようやく停車したときには車体が「45度くらい傾いていた」といいます。車の警告音や雪のきしむ音の描写からは、そのときの焦りと恐怖が伝わるようです。
パニックになりそうな気持ちを抑え、ようやく車道へ復帰したgenZouさん。「どんなに焦っても雪道で『急』がつく動きをしてはいけない」と、急ハンドルや急ブレーキ、急発進の危険性に警鐘を鳴らします。最後は、恐怖のあまり笑いが込み上げてしまったgenZouさんの姿と、安全運転を誓うひと言で締めくくられています。
3つの投稿にわたって公開された漫画には、合わせて3.6万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「無事で何よりです。勉強になります」「あまりにもリアルなスリップ時の様子でおそろしいです」「教科書に載せたいくらい実用的な対処法」など、共感や恐怖する声が多数寄せられています。
「スタッドレスを過信しないことと、車間距離をしっかり取ること」
作者のgenZouさんに、当日の状況や体験から得た教訓について聞きました。
Q. 当日の天候や道路状況はどうでしたか?
「曇りでマイナス3度くらいだったと思います。数日新しく積雪がなかったので、路面は固まって凍っていました」
Q. 実際にどれほど危険な状況だと感じましたか?
「信号と前の車がそれぞれだいぶ離れており、余裕をもってブレーキをかけました。スリップ直後は時速8キロくらいでしたが、ほぼ減速せず滑りました。もう少し乗り上げていたら横転していたかもしれません」
Q. スリップが始まった瞬間、どんな気持ちになりましたか?
「スリップし始めはいつも一瞬、ブレーキを疑うんですよね……現実逃避が0.5秒くらいあります。ただ、焦ると視野が一気に狭くなってパニックになるので、冷静になるよう努めました」
Q. この体験から学んだ一番の教訓はなんですか?
「スタッドレスを過信しないことと、車間距離をしっかり取ることです。スタッドレスタイヤでも滑るときは滑りますし、時速5キロでも、滑れば停まるまで何メートルも滑るので」
Q. 多くの反響のなかで、とくに印象に残ったものはありましたか?
「雪が降る地域とあまり降らない地域で、雪道の認識がだいぶ違うことが印象に残りました。あまり降らない地域の方の、スタッドレスタイヤへの信頼が厚すぎるなと(笑)。融雪剤や砂をまいている道路はまだましですが、スケートリンクのような路面では無力なんですよね……」
漫画家として活躍するgenZouさん。その手腕を生かした、あまりにもリアルな体験漫画には「読んでからまだドキドキしてる」との声も上がりました。雪道の運転では、今回の教訓を忘れずにいたいものです。
(Hint-Pot編集部)