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英国帰国のヘンリー王子 国内移動にファーストクラス一車両丸ごと貸し切り 「金満だ!」と非難
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ウイリアム王子やキャサリン妃は一般乗客と同じ車両で移動するのに… 英紙報じる
英国に一時帰国し、最後の公務をこなすヘンリー王子だが、現地メディアでまたまた波紋を呼ぶ記事が掲載された。何と国内の電車移動でファーストクラス一車両を丸ごと貸し切りにしたという。ボディガードも引き連れての旅だが「車両を丸ごと貸し切りにする必要性があるのか?」と英大衆紙「デイリー・メール」が厳しく批判した。メーガン妃と長男アーチーくんよりひと足早くカナダから帰国したとされるヘンリー王子。1人でエディンバラに到着した際の顔が「浮かない表情」とも報じられた。
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わずか11日間でプライベートジェットを4回も利用するなどした昨夏から、その「浪費ぶり」にメーガン妃とともに英メディアから集中砲火を浴びていたヘンリー王子だが、帰国早々またも「金満だ」と批判を浴びている。
今週、最後の公務のために英国に戻ったヘンリー王子は、エディンバラ国際会議センターで開催された環境保全の講演のため、電車で移動した。講演では「ハリーと呼んで」と王子が要望したとも伝えられた。しかし、またも「環境保全」を訴えながら、その講演に出かけるのに「ファーストクラス車両を丸ごとを貸し切る」ことについて“矛盾した”行動と報じられた。
「メール」紙は、2月初めにキャサリン妃とウイリアム王子がレスターシャー州の防衛医療リハビリテーションセンターを訪れた際には、一般乗客と車両をともにしたことを伝えた。またチャールズ皇太子もカミラ夫人とともに電車移動する際には、車両を丸ごと貸し切るようなことはしないという。
そういった前例や良い手本があるにもかかわらず、なぜヘンリー王子の場合はこうした行動を取るのだろうか? 「メール」紙の取材に対し、バッキンガム宮殿側はノーコメントを貫いている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)