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メーガン妃 「侮辱されたのは私たちの方だ」 一連の“騒動”をめぐり友人に英王室への不満を明かす
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「エリザベス女王から寵愛を受けるヘンリー王子に王室メンバーが嫉妬している」とも語る
「メーガン妃が激怒し、その不満を友人たちにぶちまけた」――。英大衆紙「デイリー・メール」に衝撃的な見出しが躍った。商標登録を申請していた「サセックス・ロイヤル」から「ロイヤル」の文言を使用禁止されたことについて「エリザベス女王の寵愛を受けるヘンリー王子が、他の王室メンバーに嫉妬されていたのが原因。不公平でバカげている」などと言葉を荒らげたという。メーガン妃は「ロイヤル」の使用を控えると公式サイトで発表した際に、「王室と英政府に海外で使用する権限はない」と、一文を添えている他、英王室から「無意味で軽薄すぎる」と公開を止められていたとされる動画を、カナダ移住後に公式SNSアカウントに突如として投稿するなど、王室の措置に対して不満を抱いているとも取れる行動を繰り返している。
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“王室引退”で世界に衝撃を与えたメーガン妃とヘンリー王子だが、その裏側で「メグジット」とも呼ばれる今回の離脱について、メーガン妃が歯に衣着せぬ発言をしていることが明らかになった。「メール」紙は、メーガン妃が親しい友人に語ったとされる話を“スクープ”として報じたが、その内容は極めてショッキングなものだった。
まずメーガン妃は「ロイヤル」の商標での使用禁止について、声明文で「(使用禁止は受け入れるが)英国政府王室や王室に『ロイヤル』の文言を使用禁止する権限はない」との見解を示した結果「女王を侮辱している」という批判が起こったことに対して、「侮辱されたのは私たちの方だ」と怒りをあらわにしているという。
メーガン妃の論法では、商標登録の申請はしたが「ロイヤル」という文字で金儲けをしようと考えたのではなく「特権を乱用したように言われるのはバカげている」となるようだ。
さらにはエリザベス女王が「ロイヤル」の商標での使用禁止を決断したのも「他の王族が女王に重圧をかけたからだ」とばっさり語っているという。記事によると、その根本には「ヘンリー王子が女王の一番のお気に入りであることに対する嫉妬が存在」して、それで「些細なことにまで文句を言う」と語っていると伝えた。
しかし、生まれながらの身分やその途方もない資産に対し、英国内でも王室に反対する勢力は決して小さくなく、王室が“私利私欲”に走るような行為は厳しく制限されるという状況もある。王室が慈善事業しかしないのはそのためだ。だから、その看板的文言である「ロイヤル」を商標登録して使おうとすることには、一般大衆からの反感があるのは否めない。
それでもメーガン妃は、このほど英国に帰ることに関し「まったく気にならない」と話しているというが、現地メディアでこんな記事まで出てしまうと、今回が最後となる公務の最中にも大きなバッシングが英国内で起こる可能性もある。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)