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子どもの博識ぶりにびっくり! 双子ママが「次元が違う」と驚いた育児漫画が話題に 「将来有望ですね」
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読書好きになったきっかけは「ママが好きな本」を選んだときに喜んだこと
子どもの博識ぶりにびっくり! 双子ママが「次元が違う」と驚いた育児漫画が話題に 「将来有望ですね」 寝る間もないほど過酷だという多胎育児。しかし、そんな大変な日々も徐々に落ち着いていき、気が付いたら子どもが親以上に物知りに成長していた、なんてことがあるようです。10歳の何気ない会話から娘の知識の「次元が違う」と感じたという、双子姉妹のママが描いた漫画が話題になっています。子どもが読書好きになったきっかけなど、作者に話を聞きました。
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小学4年生の双子姉妹を育てるぐっちぃ(guccy_futago)さんは、ブログ「双子を授かっちゃいましたヨ☆」で育児日記を公開。人気を博しています。
姉「こまめ」ちゃんは、読書をするより体育館やグラウンドで遊んでいたい! という、とにかく体を動かすのが大好きで活発な女の子。一方、妹「のまめ」ちゃんは、歌を歌ったり絵を描いたりするのが好きな文化系タイプで「口が達者(笑)」なのだとか。
ある日妹ののまめちゃんは「エドワード」という単語を聞いて、どんな人物か喉まで出かかっているのに、思い出せずモヤモヤしていました。母のぐっちぃさんは、アニメキャラクターの名前を挙げますが、どうやら違う様子。
すると、突然思い出したようで「エリザベス女王の子どもの名前だ」と予想外の答えを言い放ちます。そして、戸惑う母のぐっちぃさんよそに、「エドワード」が女王の三男であることなど、取りつかれたように知識を吐き出すのまめちゃん。ぐっちぃさんは、まだまだ子どもだとばかり思っていた娘が、母も知らない知識をペラペラと話し出したことに驚き、「すごーい」と目を輝かせることしかできませんでした。
なんとのまめちゃんは、年間300冊~500冊近く本を読む読書家。読書好きになるよう気を付けたことがあるか聞いてみると、「小さいころから絵本を読んであげたい……という気持ちはあったのですが(笑)、なんせ双子育児だったので全然読んであげられませんでした」とぐっちぃさん。
ただ、心当たりはひとつあるようで、2人が保育園の年長になり、育児にも少しだけ余裕が出てきたころ、ぐっちぃさん自身が大好きだという、寺村輝夫さんの「王さまシリーズ」を「ママこの本好きなんだよねー」と言いながら何回か読んであげたことがあるそうです。
それから数年後、のまめちゃんはそのときのことを覚えており、小学生になると保育園には置かれていなかった「王さまシリーズ」を借りてきてくれたそう。そのとき、ぐっちぃさんがとても喜んだのがきっかけで、のまめちゃんは本が大好きになったのかもしれません。また、姉のこまめちゃんは、本をあまり読まない方ではありますが、長期休み前に図書室から本を借りてくる際には「お母さんが好きそう」という基準で借りてくるのだそう。お母さんが大好きで心優しい娘たちに対し、「うれしいですよね」とぐっちぃさんは顔をほころばせます。
記事を公開後、ぐっちぃさんが「エドワード」といえば誰を思い浮かべるかというアンケートをコメント欄でとってみたところ、“ハガレン派(鋼の錬金術師)”か“トーマス派(きかんしゃトーマス)”の二大派閥ができたそう。のまめちゃんのように、英王室の話を挙げた人は稀で、ほとんどの人たちが実在しないキャラクターを想像していてちょっとホッとしたのだとか。
毎日接しているにもかかわらず気付いていなかった、子ども成長を感じた出来事なのでした。10歳とは思えない博識ぶりに「素直にすごいです!」「将来有望ですね」「みながら同じリアクションしてしまいました。笑」など、多くの驚きの声が寄せられました。
(Hint-Pot編集部)