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「もう日本人に自慢させるわけにはいきません」 WBCメキシコ代表の試合後の行動に驚き 日本の美徳”へのリスペクトに1.5万人が喝采
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現在開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。グラウンド上の熱戦と同じくらい、世界のファンの心をとらえているのが、選手たちのグラウンド外での振る舞いです。スポーツジャーナリストとして活躍するギジェルモ・セリスさんは、自身のX(ツイッター)アカウント(@GuillermoCelis)に、試合後に見せたメキシコ代表の様子を投稿。選手やスタッフが“日本の美徳”を取り入れるような光景に、注目が集まっています。
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ほうきとちりとりで丁寧に スタッフも選手も一緒に
「メキシコ代表チームは、常にダグアウトの清潔さを意識しています。ベンチをもっともきれいに使うという点において、もう日本人に自慢させるわけにはいきませんね」
ギジェルモさんがこんなメッセージとともに投稿した動画には、メキシコチームのスタッフと選手たちが、ほうきとちりとりを手に、ベンチ周辺にちらばった紙コップや空き缶を片付けていく様子が映っています。
大きなゴミだけでなく、床に落ちたヒマワリの種の殻などの細かいゴミも、ほうきで丁寧に集めている姿に、セリスさんは感動した様子。日本の「来たときよりも美しく」という言葉を思わせる振る舞いに、メキシコチームへの敬意をにじませていました。
この投稿には1.5万件の“いいね”が寄せられました。リプライ(返信)には、「良い習慣は、広がれば広がるほど素晴らしいものです」「プロの選手を目指す少年たちにとって、素晴らしいお手本ですね」。さらに、「『立つ鳥跡を濁さず』という言葉があるけど、それが世界に浸透していっていると思うだけでうれしいね」という声が上がっています。
2023年のWBCでは、侍ジャパンが優勝を決めた決勝戦後、ゴミひとつ残っていない整然としたダグアウトの様子を収めた写真や映像が大反響。海外メディアやファンの間にも広まりました。
国を問わず、使った場所をきれいに保つという行動の価値は普遍的なものです。それは単なるマナーにとどまらず、戦った場所への敬意であり、次に使う人への思いやりでもあります。試合の勝敗とは関係なく貫かれるその美学は、海を超えて世界中の人々に伝わっているようです。
(Hint-Pot編集部)