漫画
「すげえな大工さんって…」 特別な道具はなし、たった3分で完成 職人技を見せつけられた実体験漫画に1.7万“いいね”
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特別な道具がなくても、知恵ひとつで不便は解消できる――。そんな職人のすごさを感じさせるエピソードが、X(ツイッター)で話題になっています。投稿したのは、現在はケニアを拠点に活動する、オカリナ講師のジャスティン(@Justin_ocarina)さん。かつて日本の職人から教わったという、驚くほどシンプルで頑丈なテーブルの作り方を描いた漫画に、1.7万件もの“いいね”が集まっています。詳しいお話を伺いました。
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ノコギリ1本で完成
かわいらしいキーウィのキャラクターを通して、おいしいレシピや海外暮らしのリアルを描く漫画が大人気のジャスティンさん。今回注目を集めた漫画は、「板が3枚あればテーブルが作れるというライフハック(災害時にも役立つ)」と題した漫画です。
漫画は「3時のお茶」の時間から始まります。「お茶を置くところがない」という困り事に反応したのは、大工の友人でした。友人は、車にあった薄い合板を3枚持ってくると、迷うことなくノコギリを手に取ります。
「いったい何をするのか……」と見守っていると、2枚の板の真ん中に半分まで切り込みを入れ、それらを「X字」に組み合わせて土台に。その上にもう1枚をのせるだけで、立派なテーブルが完成したのです。作業にかかった時間はわずか3分。あっという間の出来事でした。
釘も接着剤も使わず、安定した居場所を作り出す手際の良さに、漫画の中では「すげえな大工さんって……」と驚きと尊敬の念が綴られています。
この投稿には1.7万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には「友人のために職能を発揮する人エピソードから得られる栄養がある」「うちも父親が大工ですが、これが家のあちこちにあります!」「なるほど、そういう手が」といった声が寄せられています。
「当たり前の知識」が誰かの助けになることも
ジャスティンさんに、この知恵をシェアするに至った思いを伺いました。
Q. 今回の投稿をしようと思ったきっかけは?
「自分では当たり前に思っているアイデアでも、シェアしてみると感謝されることが今まで多々ありました。今回の件も二十数年前、高校生の頃に学び、今となっては当たり前になっていた知識のひとつですが、多くの方が防災や備えに関心を寄せる時期(3月11日)に合わせ、何か役に立てばと思い立ちました」
Q. ご自身でもこのアイデアを活用する場面はありましたか?
「電気工事の仕事などをするときに、自分でもよく作りました。引っ越しの際など、家で段ボールを代用して簡易テーブルにしたこともあります。現在はケニアに住んでいますが、こうしたライフハックはどこの国でも、引っ越しや作業の際に役立つ普遍的なものだと感じています」
Q. 「月収5万エジプト在住 まあ死なんやろ日記」(KADOKAWA刊)を出版するなど、海外暮らしの経験が豊富なジャスティンさん。最近、ケニアに住み始めて、改めて日本はどんな国だと思いますか?
「日本は非常にユニークで、あそこまで気遣いの行き届く国は見たことがありません。きれいで安全、食も豊かで多くの人が憧れる国のひとつです。帰国した瞬間に、電車で『お忘れ物のございませんようご注意ください』や『この先揺れますので吊り革にお掴まりください』などの細やかな配慮のアナウンスが聞こえると、外国とのあまりの違いから『マジ(良い意味で)ぶっ飛んでるな……』と思います」
3月から、キーウィのジャスティンが活躍するYouTubeチャンネル「(((はげしい)))キーウィ」をスタートするなど、常に新しい挑戦を続けるジャスティンさん。これからも活躍が楽しみですね。
(Hint-Pot編集部)