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「チンタラチンタラおっせぇなぁ!」スーパーで響いた怒号→同意を求めた暴言客が絶句 痛快な反撃に13万“いいね”「拍手を送りたかった」「泣いちゃう」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

行列ができたレジの後方から聞こえてきたのは…(写真はイメージ)【写真:写真AC】
行列ができたレジの後方から聞こえてきたのは…(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 店員への理不尽なクレームや暴言――。そんな場面に遭遇したとき、どう行動したらいいかは難しいところですよね。スレッズに投稿された、スーパーマーケットでの客同士のやりとりが話題になっています。13万件もの“いいね”を集めた投稿について、投稿者のみおさんに、詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

「練習してもらおう」 新人研修中のレジにあえて並んだ女性

 みおさんは3月中旬の夕方、混み合い始めたスーパーを訪れました。そこで目に留まったのは、「初心者マーク」を付けた新人研修中の店員さん。レジの入り口には「新人研修中です。お急ぎの方はほかのレジへおまわりください」との案内がありました。

 自身もレジ経験があるみおさんは、「練習してもらおう」と、そのレジに並ぶことに。案の定、列の進みはゆっくりでしたが、みおさんは温かく見守っていました。ところが、ようやく自分の番というとき、真後ろから耳を疑う怒鳴り声が響いたのです。

「チンタラチンタラおっせぇなぁ! 早くしろよ! ほかのレジの後ろにいた客が会計済ませてるだろうが!」

 声の主は、後ろに並んでいた年配の男性。震えながら謝る店員さんに対し、男性はさらにみおさんを味方につけようとしたのか、「のぉ姉ちゃん、イライラせんか!?」と同意を求めてきたのです。すると、みおさんはこう即答しました。

「え、イライラします」

 男性が「やっぱりそーだろが!」と勢いづいた瞬間、みおさんの“反撃”が始まりました。

「急ぐならほかのレジへ行けって書いてあるし、見ていて不手際があるわけじゃない。 慣れていないから確実に頑張っている店員さんに、自分より若くて弱そうな店員さんへの怒鳴り声が真後ろから聞こえたら、そりゃとびきりイライラしますよねぇぇぇ!!!!」

 周囲に響き渡るほどの“クソデカボイス”で、イライラの原因は店員ではなく、男性であるとわかるように“一喝”。それまで強気だった男性は、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして、すごすごとほかのレジへ移動していったそうです。

 このエピソードを綴った投稿には、なんと13万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「その場にいて拍手を送りたかった」「私が店員だったら、この優しさに思わず泣いちゃうかも」「そういう人は言わないとわからない。まさか言われるなんて思っていないから態度が大きくなるのです。 ありがとうございます」と、多くの共感と称賛の声が寄せられました。

「困っている人がいたら黙っていられない」

 もともと「困っている方がいたら黙っていられない性分でして。ご年配の方やお子さん連れ、体にハンディキャップがある方など、配慮が必要そうな方には自然と目が向くことが多いです」と話すみおさん。当時の状況を、こう振り返ります。

「店員さんをフォローしようと考えて動いたというよりは、とっさに反応したというほうが近いです。私自身もレジの仕事をしていたとき、お客様対応のない時間帯に、店内で身の危険を感じる出来事があり、警察に対応をお願いしました」

 騒ぎのあと、みおさんは店員さんに「大きな声を出してごめんね」と伝えると、笑顔で「大丈夫です。 ありがとうございます」と返してくれたそう。

 また、今回の投稿が大反響を呼んだことについては、「レジに限らずさまざまな場面で店員さんと同じように理不尽な思い嫌な思いをされた方から、『スッキリした』『ありがとう』『救われた』と言っていただけたのは、正直うれしかったです。自分では思わずその場で反応しただけでしたので」と教えてくれました。

 理不尽なクレームに対し、毅然と、かつユーモアを持って立ち向かったみおさん。その“クソデカボイス”は、一生懸命働く新人店員さんの心と、その場にいた人たちをスカッとさせたに違いありません。

(Hint-Pot編集部)