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米粒より小さい「おにぎり」の正体に驚愕 1本の鉛筆から始まった衝撃の彫刻人生…芯を削り出す神業に「発想がすごい」の声

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

鉛筆の芯の直径は4ミリ 2日かけて完成

2本の鉛筆を合体させて完成した「おにぎり」【写真提供:シロイ/鉛筆彫刻人(@shiroi003)さん】
2本の鉛筆を合体させて完成した「おにぎり」【写真提供:シロイ/鉛筆彫刻人(@shiroi003)さん】

 制作者のシロイさんが今回テーマに選んだのは「日本らしいもの」、そして自身の地元でもある「新潟らしいもの」。そこで思いついたのが、シンプルな「おにぎり」でした。そのうえで、これまで手掛けてきた鉛筆彫刻でほとんど前例がなかったという「2本の鉛筆を組み合わせる」という手法に挑戦したといいます。

 使用したのは、芯の直径が4ミリの白と黒の色鉛筆。デザインナイフや紙やすり、さらにはリューターや顕微鏡を駆使し、約2日間をかけて完成させました。

 最大の難所は、やはり白(ごはん)と黒(海苔)のドッキング部分だったそうです。

「まず白鉛筆でごはんの部分を作り、その後に黒鉛筆で海苔の部分を制作しました。なるべくピッタリとはまるよう、微調整を繰り返す作業は本当に神経を使いましたね」

 動画撮影では、完成した2本を組み合わせるシーンを何度も撮り直したそうですが、「折れないかヒヤヒヤした」と、その緊迫した舞台裏を明かしてくれました。

ニュースの衝撃から始まった彫刻人生 「L」から始まった挑戦

鉛筆の芯の部分を鎖状にしたという作品も実に印象的【写真提供:シロイ/鉛筆彫刻人(@shiroi003)さん】
鉛筆の芯の部分を鎖状にしたという作品も実に印象的【写真提供:シロイ/鉛筆彫刻人(@shiroi003)さん】

 シロイさんが鉛筆彫刻を始めたきっかけは、ある日偶然目にしたニュース番組でした。

「あまりの衝撃に、すぐに鉛筆とカッターを取り出して削り始めました」と振り返るシロイさん。最初に作ったのは、アルファベットの「L」。そこから「まだ行けそうだ」と「E」を2つ足して「LEE」を完成させました。

 その後は、鉛筆の芯を鎖状に加工し、本来曲がるはずのない鉛筆を曲がるようにした作品など、数々の驚愕の作品を生み出してきました。

 今回の「芯米おにぎり」の作品にも大きな反響があり、シロイさんはさらなる制作に向けて意欲を見せます。

「『発想がすごい』というコメントをたくさんいただけて、これからも面白いアイデアを形にしていきたいと強く思いました。日本にはすごいミニチュア作家さんがたくさんいますが、そのなかでもこの『鉛筆彫刻』という、ちょっと変わった芯の世界を楽しんでいただけたらうれしいです」

 次はどんな驚きを見せてくれるのか。シロイさんの極小の世界への挑戦は、これからも続いていきます。

(Hint-Pot編集部)