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「リスクが潜んでいます」 身近な家電が招く思わぬ危険 電子レンジでやってしまいがちな使い方に農林水産省が警鐘
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何かと慌ただしいこの時期、日々の調理に電子レンジをフル活用している人もいるでしょう。手軽に食品を温められる便利な調理家電ですが、見落としがちな注意点もあるようです。農林水産省の公式X(ツイッター)アカウントで発信された、電子レンジの意外な“落とし穴”についての投稿が、大きな反響を呼んでいます。
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加熱ムラに潜む大きなリスク
「電子レンジを安全に使用するために」という書き出しの投稿には、2枚の画像が添えられています。
1枚目では、電子レンジの仕組みについて解説。電子レンジは、食品に含まれる水分をマイクロ波で振動させることで生じる摩擦熱を利用して、食品を温めています。ただし、マイクロ波には庫内で均一に当たらないという性質があるため、「加熱ムラ(加熱不足)が生じやすい」そうです。
では、加熱ムラが生じると何が起こるのでしょうか。2枚目の画像では、電子レンジで2分間再加熱した鶏のから揚げをサーモグラフィで撮影した、2枚の写真が紹介されています。
表面はしっかり温まっているように見えますが、断面を見るとまったく加熱が足りていないことがひとめでわかります。投稿では、こうした加熱ムラのリスクとして「食中毒や、誤った使い方による発火・発煙のリスクが潜んでいます」と警鐘を鳴らしました。
安全に調理するための方法として「加熱途中で混ぜる・裏返すことや、耐熱容器の使用等、正しい使い方を守りましょう」と呼びかけました。ほかにも、「食材の厚みをそろえ、できるだけ平らに広げる」「加熱後は中心まで温まっているか確認する」などの対策が画像内で紹介されています。
投稿の引用リポストには「加熱ムラが食中毒の原因になりうる、なるほーど」「これがあるから豚肉のレンチン調理とか信用してないんだよな」「結局、途中で混ぜるとかしなきゃいけないの面倒だから、電子レンジ調理って面倒くさい」などの声が寄せられています。
毎日の食卓を支える身近で便利な存在だからこそ、電子レンジの正しい取り扱いに、改めて意識を向けていきたいですね。
(Hint-Pot編集部)