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「家族で考えたポチの戒名です」 12歳の亡き愛犬へ贈った“10文字”に3.4万“いいね” 深い愛に感動の声 「電車で泣いちゃった」
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大切な家族との別れは、いつだって寂しいもの。ずっとつながっていたいという気持ちや、最後に何かしてあげたいと思うのは、すべての飼い主に共通していることかもしれません。X(ツイッター)では、旅立った愛犬のために家族が考えた“10文字”が大きな話題に。生前の姿が目に浮かぶような内容に、3.4万件もの“いいね”が集まっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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愛犬への思いが詰まった“10文字”
「芋眠院桜歩遅可愛居士
いもねむいん さくらポチ かわいいこじ
焼き芋大好き いつも眠い 桜満開の時に旅立った ゆっくり歩く かわいいポチ
家族で考えたポチの戒名です」
そんなコメントとともに投稿された写真には、色とりどりの花に囲まれた位牌と、穏やかに笑うポチくんの生前の姿が写っています。位牌に書かれた“10文字”には、ご家族がポチくんのために考え抜いた、特別な思いが刻まれていました。
この写真がXで公開されると、3.4万件もの“いいね”が集まりました。引用リポストには「これ見て電車で泣いちゃった」「なんて素敵な内容なのでしょう。ポチさんのすべてが込められていますね」「ご家族が悲しいなか、たくさん考えたであろう戒名……泣けてきちゃう」といった声が寄せられました。
「生きているうちにしてあげたかったこと」

ポメラニアンのポチくんは、12歳で虹の橋を渡りました。焼き芋が大好きだったそう。そして、いつも眠そうにゆっくりと歩く姿で、家族から深く愛されていました。
ポチくんが旅立ったあと、火葬場の待合室に展示されていた仏具のサンプルを見た飼い主さんのお母さんが「位牌買おうか」と提案。それを聞いた飼い主さんは、「せっかくなら戒名もつけてあげようかな」と考えたといいます。
戒名とは、本来は仏教において、仏門に入った証として僧侶から授けられる名前のこと。近年では、愛犬を人間の家族と同じように手厚く供養したいという思いから、生前の姿や感謝の気持ちを込めて、家族が独自に戒名を考えることもあるようです。
ポチくんの戒名は、配偶者さんと一緒に生前のポチくんから思いつく漢字を並べ、飼い主さんのお母さんから「旅立った季節に関連した桜や春を入れたらどうか」とアドバイスを受けて完成しました。
「生きているうちにしてあげたかったことができなかった後悔や、最期に苦しい思いをさせてしまったことへの罪滅ぼしの自己満足的なものを、戒名や位牌を用意することで満たそうとしているのだと思います」
位牌が届いた夜には、日本酒を飲んで盛り上がった勢いで、ポチくんの大好物の焼き芋を用いた“魂入れ”も行ったといいます。きっとポチくんも、そのにぎやかな空気に誘われて、喜んで位牌に入ってくれたことでしょう。ご家族がポチくんを思い、語り合う時間は、これからもずっと続いていくはずです。
○取材協力:ぴよりん(@harepiyopiyo)さん
(Hint-Pot編集部)