Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

話題

「こういう質問できる子どもは勉強できそう」 飼育員への質問コーナー 目からウロコの疑問に驚きの声が続々

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

カメの古い鱗板をはがす様子【出典:X(@umigame_kouen)よりスクリーンショット】
カメの古い鱗板をはがす様子【出典:X(@umigame_kouen)よりスクリーンショット】

 海や川で静かに生きるカメたち。その生態には、大人でも驚いてしまうような“秘密”が隠されていることがあります。三重県にある「道の駅ウミガメ公園」が回答した、来場者からのある質問が公式X(ツイッター)アカウント(@umigame_kouen)で公開され、大きな話題を呼んでいます。

 ◇ ◇ ◇

「なぜ?」に答える、魔法のイラストと優しい言葉

 三重県紀宝町にある、ウミガメ保護施設を併設した国内唯一の道の駅「道の駅ウミガメ公園」。館内には来場者が自由に質問を書き込めるコーナーが設けられており、日々さまざまな疑問が寄せられています。なかでも、大きな注目を集めた質問がありました。

 それは「なぜカメの甲羅は大きくなるのですか?」という、シンプルながらも鋭い問いかけです。

 これに対し、飼育員さんは「甲羅も体の一部なので成長に合わせて大きくなります」と明快に回答。さらに、文字だけではイメージしにくい成長の仕組みを、イラストで表現しました。「新しい所」と「古い所」を矢印で示したその図解は、ウロコの下から一回り大きなウロコが生えてくることで甲羅が広がっていく様子が、ひとめで理解できるものでした。

SNSで2.5万“いいね” 「この質問、思いもつかなかった」

リクガメは脱皮しないため、木の年輪のように鱗板になる【写真提供:道の駅ウミガメ公園(@umigame_kouen)】
リクガメは脱皮しないため、木の年輪のように鱗板になる【写真提供:道の駅ウミガメ公園(@umigame_kouen)】

 この投稿には2.5万件の“いいね”が寄せられ、リプライ(返信)には「こういう質問できる子どもは勉強できそう」「この質問、思いもつかなかった。答えもびっくり」「考えたことありませんでしたー。すごく良い質問」「これはすごい……!!」など、驚きと称賛の声があふれました。

 飼育員さんによれば、リクガメのように脱皮をせず生まれたときのウロコが残るタイプや、ボロボロとはがれ落ちるタイプなど、カメによって成長の仕方はさまざまだそう。今回の質問について「『なぜ』という言葉にはいろいろな意味が含まれているので、答えるのが楽しい質問でした」と、子どもたちの純粋な好奇心を温かく受け止めています。

 寄せられたリプライのなかには「自分の家のカメさんの脱皮殻を大事に取っておいている」という飼い主さんからの声もあり、飼育員さんも「ほっこりしました」と目を細めました。

「カメはポピュラーな生き物ですが、意外と知られていない生態や魅力のある生き物。たくさんの方が興味を持つきっかけになれたら」

 子どもたちのなにげない「なぜ?」に、真摯に向き合い続ける質問コーナー。そこには、生き物の不思議を伝えたいという飼育員さんたちの思いが詰まっています。

(Hint-Pot編集部)