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「絶対にやめてください!」 世界遺産の薮に捨てられたゴミの山に衝撃 残された「噛み跡」が意味する最悪の結末とは
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初夏を迎え、自然を散策するには気持ちのいいシーズンになってきました。日本各地の景勝地にも多くの観光客が訪れ、にぎわいを見せ始めています。しかしその裏で、一部の心ない行動が、取り返しのつかない深刻な問題を引き起こしているようです。北海道・知床世界遺産センターが公式X(ツイッター)アカウント(@shiretoko_whc)で鳴らした“警鐘”に4000件以上の“いいね”が寄せられ、大きな注目を集めています。
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笹薮に捨てられたゴミの山 動物の噛み跡も
「知床五湖駐車場の道路脇で捨てられていた飲食物の包装紙等のゴミです」
そんな書き出しとともに投稿された写真には、笹薮の中に、発泡スチロールの容器、プラスチックの包装紙、紙くずなどのゴミが散乱している様子が映し出されています。
景観を損ねる意味でも目に余る不法投棄ですが、同センターはさらに、衝撃的な事実を指摘します。動物の噛み跡らしきものも見受けられるようで、人が出したゴミが野生動物を誘引するおそれがあるというのです。
ゴミに残った食べ物の匂いや、実際に動物が噛んで人間の食べ物の味を覚えてしまうことが問題です。ヒグマなどの動物が人里に下りたり、車や人間に近寄るようになったりして、さらには人間に危害を及ぼす可能性も否定できません。
そうなると、そうした動物は、最終的に駆除されることになります。同センターが投稿内で、「このような行為は絶対にやめてください!」と強く呼びかけているのも、ゴミの投棄が単純な自然破壊にとどまらないからなのです。
投稿のリプライ(返信)には、「結局これが積み重なって人身事故が起きる」「これは人の命を守るためにも絶対にしてはいけないこと」「発見したら即退場、二度と足を踏み入れられない措置を検討してほしい」といった声が寄せられています。
豊かな自然と、そこで生きる野生動物を守るためにも「ゴミは必ず持ち帰る」という正しい知識を持つとともに、当たり前のマナーを心がけてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)