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「雨の日にまったく見なくなった」 自転車の傘差し運転 減少の背景に起きている“変化”とは
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雨の日の移動に便利な自転車ですが、傘を差しながら運転する行為は、重大な事故につながる極めて危険な行為です。道路交通法で明確に禁止されている交通違反ですが、X(ツイッター)ではこの「傘差し運転」をめぐり、最近になって“ある変化”が話題になっています。
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自転車の「青切符」制度導入でネットの反応に変化?
近年、自転車の悪質な交通違反に対する罰則強化が進められており、いわゆる「青切符(反則金不納付に対する行政処分)」制度の導入が大きな節目を迎えました。制度が本格的に始まって以降、Xでは道路の現状について、さまざまな声が上がっています。
「自転車の青切符制度が始まって1か月が過ぎるけど、歩道走行、逆走、傘差し、スマホ操作、並進等などやむ気配なし!」「自転車の傘差し運転多すぎるって……危ないから本当にやめてほしい」
依然として違反者が絶えないという嘆きの声が散見される一方で、雨の日の光景に関して、効果を実感しているという声も増えているようです。
「傘差し運転はまったく見なくなった」「自転車青切符導入で『減った』と実感できるのが、雨の日の傘差し運転ですね。みんなカッパを着るようになった気がする」
取り締まりの強化や罰則の明確化がアナウンスされたことで、一定の抑止力が働き始めていることがうかがえます。
なぜ危険? 「傘差し運転」がもたらすリスク
そもそも自転車の「傘差し運転」は、なぜここまで問題視されるのでしょうか。傘を持ちながらの運転は片手運転になるため、バランスを崩しやすく、急ブレーキや回避操作が遅れる危険があります。
また、傘によって視界が遮られ、歩行者や車両の発見が遅れるケースも。すれ違いざまに、歩行者と接触する危険性も指摘されています。
警察庁が公開している「自転車を安全・安心に利用するために ― 自転車への交通反則通告制度(青切符)の導入 ― 【自転車ルールブック】」によると、「傘差し運転」は、各都道府県の公安委員会規則などにより禁止されています。違反した場合は、反則金5000円の対象です。
「少しの雨だから」「スピードを出していないから」という安易な自己判断が、取り返しのつかない悲劇を生むことがあります。「青切符」という罰則を免れるためだけではなく、自分自身と、大切な周囲の人の命を守るために今一度、交通ルールの徹底が求められています。
(Hint-Pot編集部)