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“もったいない精神”が強すぎる妻に悩む夫 極端な節約を止めるには? 夫婦カウンセラーがアドバイス
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教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ
“もったいない”は悪ではない でも、線引きは必要
夫婦カウンセラーの原嶋めぐみさんに、話を聞きました。“捨てられない”“まだ使える”という感覚の背景には、さまざまな理由が隠れているケースもあるそうです。
「単純に節約意識が強い方もいますし、『損をしたくない』『無駄にしたくない』という思いが人一倍強い方もいます。また、値上がりが続く今の時代、不安感から“捨てること”に抵抗が強くなっている可能性もあります」
そのため、頭ごなしに否定するだけでは、かえって関係がこじれてしまうこともあるといいます。
「まずは『なぜ、そこまで捨てたくないのか』を冷静に聞いてみること。そして、『子どもの健康に関わる部分だけは譲れない』と、線引きを共有することが大切です」
たとえば、消費期限を過ぎたものは子どもには食べさせない、冷蔵庫を定期的に一緒に整理するなど、“家庭内ルール”として具体的に決めるのも有効だそうです。
「夫婦は、価値観が完全に一致する相手ではありません。だからこそ、“どちらが正しいか”だけでなく、“家族としてどこに落としどころを作るか”を考えることが大切です」
最後に、こうつけ加えます。
「子どもは、家庭内の空気や親の価値観を敏感に感じ取ります。だからこそ、“もったいない”の気持ちも、“衛生面を大事にしたい”という気持ちも、互いに否定せず、話し合いながら調整していけると良いですね」
(和栗 恵)