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メーガン妃 車中で見せた「衝撃的な表情」の“裏側” 英紙編集長が分析
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ロイヤルファンが騒然とした1枚 ヘンリー王子は呆然とした表情 “王室引退”の決断に後悔?
3月末日に主要王族から退くメーガン妃とヘンリー王子。一連の最後の公務として、現地時間7日にはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた、英国王立海兵隊軍楽隊の演奏による「マウントバッテン音楽祭」に出席した。華麗な軍服に身を包んだヘンリー王子と、軍服の赤に合わせたメーガン妃のドレスも話題になったが、その帰りの車中で激写された2人の写真に現地メディアやロイヤルファンは騒然となった。眉間にシワを寄せ、歯をむき出しにして“憤怒の表情”とも取れるメーガン妃と、隣に座る顔面蒼白のヘンリー王子。英大衆紙「ザ・サン」の編集長で英王室に詳しいジャーナリストのダン・ウートン氏が、夫妻の表情の“裏側”に迫った。
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「サン」紙の記事によると、この衝撃的な写真の裏側には「隠しきれない“王室引退”の悲しみと後悔がある」とウートン氏は指摘。ヘンリー王子の呆然とした表情から「一体自分は何をしているのだろうか? 王室引退は本当に正しい決断だったのか?」という意識が読み取れるとしている。
また、眉間にシワを寄せ“憤怒の表情”にも見てとれるメーガン妃の表情については「私は彼から何か大切なものを奪ってしまったのではないか」という後悔が表れたものだと分析した。
この夜、ヘンリー王子は愛する海兵隊の演奏を聞き、由緒正しきロイヤル・アルバート・ホールの会場を埋めた関係者にスタンディングオベーションで迎えられた。しかし、この車中で「こんな王室メンバーとしての栄誉ももうすぐ終わり」という思いが急によぎったのではないだろうか。
大切なものは失って初めてそのありがたみが分かるというものだが、ウートン氏いわくこの時のヘンリー王子の表情は「まさにそんな悲しみがあふれたもの」で「カメラがその瞬間をとらえた」としている。
この写真が音楽祭の後に公になると、SNS上ではヘンリー王子について「幸せな男にはまったく見えない」や「1枚の写真は1000の言葉より雄弁」といった書き込みが相次ぎ騒然。一方で「誰でもこんな表情をすることがある」や「2人がどんな顔をしようといいじゃないか。メーガンとハリーの批判ばかりして、何も建設的なことをしない悲しい人たちが多すぎる」と擁護する書き込みも目立った。
確かに英メディアとの確執も大きく、パパラッチとの攻防に疲れてカナダへ“脱出”したという側面もある今回の王室離脱だが、やはりその裏側には、この写真に表れてしまったような悲しみと後悔も存在しているのは否定できないのかもしれない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)