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デザートにするのはもったいない? キウイを「食事の最初」に食べるべき理由 専門家が教える、効率良く体を整える食べ順の知恵

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

体にうれしい栄養がたっぷり詰まったキウイフルーツ
体にうれしい栄養がたっぷり詰まったキウイフルーツ

 栄養価が高い果物として、近年注目を集めているキウイフルーツ。食後のデザートとして楽しんでいる人も多いでしょう。しかし、キウイのポテンシャルを最大限に引き出すためには、食べるタイミングや食べ方もポイントのようです。ニュージーランドのバイオエコノミー研究所で主任研究員を務めるジョン・モンロー博士に解説していただきました。

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キウイの栄養メリットを生かすには、いつ食べる?

 キウイの大きな特徴は、食物繊維にあります。モンロー博士の研究によると、キウイに含まれる食物繊維は、体内に入ると水分を吸収して大きく膨らみ、元の果実よりも大きな体積を占めるようになるそうです。

 その結果、腸内で糖などが広がるスピードや吸収までの流れがゆるやかになり、血糖値の急上昇を抑える効果が期待できるといいます。キウイの食物繊維が腸内で水分を含んで広がり、糖などが腸壁へ届くまでの動きを遅らせるためです。

 また、キウイに含まれる有機酸も特徴のひとつ。炭水化物の消化や吸収に影響を与え、血糖値の上昇をさらにゆるやかにする働きがあります。

 そのため、キウイの栄養を生かすには、食前が良いそうです。炭水化物を多く含む食品を食べる前にキウイを食べておくと、食物繊維や有機酸の働きによって、食後の血糖値の急上昇を抑えることにつながります。

実はメリットだらけ? 「皮」が持つ意外な役割

ジョン・モンロー博士
ジョン・モンロー博士

 さらに、モンロー博士は、キウイは皮にも食物繊維が含まれており、果肉と皮で、それぞれ異なる健康へのアプローチを持っていると指摘します。

 果肉の食物繊維は腸内で発酵を促し、善玉菌が増えやすい環境を作る役割を担います。一方で、皮の繊維は発酵されにくく、便のかさを増やす働きに優れているのです。この両方の作用が組み合わさることで、腸の健康をより多角的に支えることが期待できます。

 キウイを食べるとき、皮はむいて食べるのが一般的ですが、栄養メリットを生かす食べ方として、皮ごと食べる方法もあります。水洗いしたキウイを、皮ごと薄く輪切りにしたり、丸ごとスムージーにしたりして楽しむのもいいでしょう。

 キウイの栄養メリットは、単一の成分によって効果があるのではなく、食物繊維、有機酸、発酵作用、水分保持など、複数の要素が組み合わさって生まれます。食べるタイミングや食べ方を少し意識してみると、健やかなライフスタイルを作る第一歩になるかもしれません。

(Hint-Pot編集部)