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“メーガン妃”効果の終焉か 最も影響力があるファッションアイコンの座から転落 キャサリン妃がナンバー1に
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2017年のヘンリー王子との婚約発表以来、着用アイテムは常に反響を呼んでいた
キャサリン妃の「公務スタイルトリック」を取り入れていた、と報じられ、最後の一連の公務ファッションが大きな注目を集めたメーガン妃。ヘンリー王子との婚約を発表した2017年から、着用した服の売り上げが2倍以上にはね上がる“メーガン効果”が始まり、英王室で最も影響力のあるファッションアイコンの座を独占してきたメーガン妃。しかしそのナンバー1の座も“王室引退”でキャサリン妃に明け渡していたことが分かった。
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英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、ネット通販サイト「ラブ・ザ・セールス(Love The Sales)」が提供したデータでは、2017年以来、メーガン妃が着用したアイテムの売り上げ増は平均して216%という驚異的な数字を誇っていたという。
ところが世界に衝撃を与えた“王室引退”宣言でその効果も急落。現在では、たった31%の増加率にとどまっているとして「メーガン効果の終焉?」という見出しで伝えた。
一方、2020年に入ってキャサリン妃の着用したアイテムの売り上げ増は、平均して159%。2017年から2019年までの売り上げ増の平均値は119%。つまり40%増となり、その支持を大きく伸ばした。
特に今月3月上旬のアイルランド訪問でキャサリン妃が着用した「グリーン」が大人気に。実際に着用したのは「アレキサンダー・マックイーン」のドレスだが、それに似たタイプのグリーンのドレスがオンラインで飛ぶように売れているという。
またキャサリン妃が2月にスポーツ関連のチャリティイベントで履いた英大手スーパーマーケット「マークス&スペンサー」ブランドのスニーカーは、29ポンド50ペンス(約4000円)という手頃な価格ということもあり、あっという間に売り切れとなった。
どうやら今後はメーガン妃の不在で、英王室のファッションリーダーはキャサリン妃の完全なワントップとなりそうである。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)