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「今は、どの母だろう…」 機嫌を読み続けた20年 39歳で気づいた“心理的虐待”の傷
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家庭は本来、安心して過ごせる場所であるはずです。しかし、家族の機嫌ひとつで張り詰めた空気に包まれ、常に緊張を強いられる環境で育った人もいます。自身の幼少期の体験を漫画で発信しているM(えむむ)ちゃんさん(@emmchan_min_oka)は、幼い頃から情緒が不安定な母親との生活を送ってきました。怒鳴り声や夫婦げんかが絶えないなか、「今はどの母だろう」と母親の機嫌を読み続けた約20年。39歳でようやく、自分が受けていたのは心理的虐待だったと気づいたといいます。その半生について話を聞きました。
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「今は、どの母だろう」 母親の機嫌を読み続けた幼少期
Mちゃんさんの母親には精神疾患がありました。Mちゃんさんが乳児期の頃から頻繁にヒステリーを起こしており、父親は単身赴任だったため、遠方で暮らす祖父母が様子を見にきていたそうです。
「激しい怒りをまき散らす時期、現実離れした発言をして異常な高笑いも見られる時期、別人のように穏やかで優しい時期を繰り返していました」
周期に規則性はなく、一日の中で気分が入れ替わることもあれば、長いときには2週間ほどある一定の気分が続くことも。Mちゃんさんは「今は、どの母なのだろう……」と怯えながら生活していました。
「まともじゃない精神状態で絡まれることも多かったです」
父親は週末に帰ってきてくれたものの、母親に翻弄され、激しく衝突することも。両親の怒鳴り合いや、不機嫌なことを暗に伝えるような乱暴な生活音を見聞きするたび、心は苦しくなりました。
「父は母が起こすさまざまなトラブルの尻拭いも担っていました。夫婦の争いを見るのが苦しくて、離婚してほしいと懇願したこともあります」
