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「イタリアでは並ばない」 イタリア人が日本人のマナーに驚愕 感銘を受けた光景とは
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世界でも高い評価を受けている、日本の公共交通機関。時間の正確さや清潔さはもちろん、利用者同士が自然と配慮し合う姿に、海外から訪れた人々が感銘を受けることも少なくありません。アメリカ・ロサンゼルスに住むYoさんが、現地の生活事情や外国人から見た日本の印象などを綴るこの連載。第47回は、イタリア人が気づいた日本人の小さな気遣いについてです。
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電車を待つ日本人の行動に驚き
訪日経験があるイタリア人男性は、駅で電車を待っているときの日本人の姿に、深い感銘を受けたといいます。それは、日本では当たり前の光景でした。
「日本人は駅のホームで並んでいるし、降りる人を待っていた。しかも、少し横に避けていたんだ。素晴らしいよね。配慮の国だと思った。感動したよ」
足元に描かれた乗車位置に従って整然と列を作り、扉が開けばまずは道を譲る。こうした配慮によって生まれる秩序は、日本の公共空間の美しさを象徴しているのかもしれません。
日本は「横に避ける」 イタリアは?
もちろん、イタリアも日本と同じように、高齢者や妊娠中の人に席を譲る習慣はあります。ただ、急いでいるときは、周囲とぶつかりながら進むことも日常茶飯事なのだとか。
「イタリアでは並ばない。我先に乗り込むのが普通だよ。肘で押して、ぶつかりながら降りるのも珍しくない(笑)」
そんな環境で過ごしてきた彼にとって、日本のホームに流れる静かな譲り合いの精神は、とても新鮮で価値のあるものに映ったようです。
「日本でもラッシュ時は押されると思ったけど、それ以外の時間は違った。静かだし、きれいだし。ロサンゼルスともまったく違うね」
順番を守って、電車を乗り降りする。こうした一人ひとりの小さな配慮の積み重ねが、混雑する駅を心地良い空間へと変えているのでしょう。一歩引くことで生まれる心のゆとりを、これからも大切に守っていきたいと感じました。
(Yo)
Yo(ヨウ)
新聞社に5年、ネットメディアに6年勤め、スポーツを中心に取材・執筆・編集活動をしたのちに退職。30代半ばでアメリカ・ロサンゼルスに拠点を移した。大学時代はバックパッカーとしてアジア、南米を放浪。仕事を含めて20か国近く訪れたものの、意思ばかり伝えてリスニングが苦手な一方通行イングリッシュに終止符を打つべく、英語習得にも励んでいるところ。
