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「実は日本と似ている」 イギリス人講師が感じた共通点 “礼儀を重んじる文化”への意外な本音とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

イギリス人講師のアダム・ロブソンさん【写真提供:英会話イーオン】
イギリス人講師のアダム・ロブソンさん【写真提供:英会話イーオン】

 日本とイギリスは、どちらも島国であり、王室・皇室文化を持つ国として比較されることがあります。英会話スクール「イーオン」中部教務グループに所属する講師を務める、イギリス出身のアダム・ロブソンさんは、両国で暮らした経験から、「実際、似ている部分も多い」と感じているそうです。いったい、どんなところなのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

「列に並ぶ」「すぐ謝る」はイギリスも同じ

 大学時代の留学をきっかけに、日本での生活に魅了されたアダムさん。現在は名古屋で英語講師として働いています。イギリス人の目から見て、日本はどのように映っているのでしょうか。

「両国は、表面上は多くの共通点があると思います。島国であることや君主制であることは、間違いなく似ていますね。しかし実際には、ほとんどのイギリス人は日本を『まったく異なる国』として見ていると思います」

 一般的に、イギリス人から見た日本は非常に礼儀正しい社会であり、暗黙のルールが多い国だととらえられているそうです。

「とはいえ、イギリスにも独自の暗黙のルールはあります。例えば、列に並ぶことを重視したり、自分のせいではない些細なことでも必ず『ごめんなさい』と謝ったりするところです。 両方の文化を経験した私から見ると、礼儀正しく、過度な対立を好まない人であれば、日本でもイギリスでも居心地よく過ごせると思います」

 さらに、食文化にもどこか共通点を感じているそうです。

「中部の食べ物は本当に大好きです。ほかの地域と比べると、かなりボリュームがありますよね。 なかでも『味噌カツ』は大好物です。イギリスの伝統的な料理『フィッシュ&チップス』のようにかなりボリュームがあるので、ほとんどのイギリス人は中部の食べ物を気に入ると思います。おいしくて、お腹いっぱいになる、心のこもった料理が好きなら、中部地方は最高の場所です!」

「まずは話してみることが大事」

レッスン中のアダムさん【写真提供:英会話イーオン】
レッスン中のアダムさん【写真提供:英会話イーオン】

 このように、両国を体験したアダムさんは、イギリスと日本には共通する価値観も多いと感じています。その一方で、実際に日本で英語を教えるなかでは、日本人特有だと感じる傾向もあるといいます。

「多くの日本人の生徒様は、文法や語彙の正確さを気にするあまり、すぐに口に出すことが難しくなっているように感じます」

 そのため、レッスンでは「コミュニケーション第一」を大切にしているといいます。

「教室で最も重要なのは、『自分を表現する方法を学ぶこと』です。わからない単語があっても、会話を止めずに伝えることが大切だと思っています」

 アダムさんは、日本人の礼儀正しさや相手を思いやる姿勢に親しみを感じながら、これからも生徒たちに「間違いをおそれずに伝える楽しさ」を届けていきたいと考えています。

(Hint-Pot編集部)