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「30分搾乳しても1滴しか出ない」心も体もボロボロ…救われたママの存在、SNSで起きた奇跡の再会に涙
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同じ病院で同じ日に出産したママさんを「探しています」――。恩人に連絡が取りたいと呼びかけた投稿が広く伝わり、SNSでの再会につながりました。退院時に連絡先を交換することができず、出産から約半年を経て、実際に再会することができた奇跡。どんなドラマがあったのでしょうか。投稿者に詳しいお話を伺いました。
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NICUに入った息子のために3時間おきの搾乳 眠れない日々
「2025年12月1日に息子を出産しました 息子は呼吸が安定せずNICUへ。出産翌日から昼夜問わず3時間おきに30分の搾乳してNICUへ通う日々でした。まともに睡眠も取れず、痛みを堪えて30分搾乳しても1滴しかでない 心も体もボロボロだった時に、搾乳室で出会ったママさんを探しています」
産後間もない日々の苦労と、搾乳室で出会ったママさんへの感謝を綴り、再会を願ったのは神奈川県在住のMami(@96.mami)さんです。
同じ12月1日に女の子を出産したママさん。Mamiさんと同じように3時間置きに搾乳室に来ており、搾乳室で会うたびに会話をしていたそうです。「心も体も不安定な中、気持ちを分かち合えるママがいてくれたことが心強かったです」と振り返ります。
入院中に連絡先を聞くことができなかったため、1か月検診の際に尋ねようと思っていました。しかし、“すれ違い”が起きてしまいます。「偶然会えたのに、交換するのはLINE? インスタ? 連絡先を聞かれたら相手は迷惑だろうか……と考えている間に検診が終わってしまいました」。残念なことに、連絡先交換のチャンスを逃してしまいました。
Mamiさんは「ずっと後悔しているので、奇跡が起きたら嬉しいです。奇跡が起きますように……」。SNSに希望を託しました。
実際にどんないきさつがあったのでしょうか。Mamiさんの赤ちゃんは産まれてすぐ、呼吸が安定しなかったため新生児集中治療室(NICU)に入ることになりました。会陰切開の傷の痛みや血圧低下も重なり、赤ちゃんがNICUに入るなら自分は病室でゆっくり体を休めることができるかもしれないと淡い期待を抱いたそうです。いざNICUで管につながれている我が子を目にすると、できる限りこの子のそばで世話をしたいという気持ちが芽生えたといいます。
通常、産後すぐは3時間おきにミルクをあげるよう指導されますが、助産師さんは「体がつらかったから、夜は1回スキップして体を休めていいですよ」と気遣ってくれました。しかし、Mamiさんは自分の体よりも赤ちゃんのことが気がかりで、夜中も3時間おきに搾乳をし、NICUへ向かうことを繰り返しました。
最初の3日間ほどは30分搾乳しても1、2滴しか出ない状況に「こんなことやっていて意味があるのかな」と落ち込んだといいます。搾乳した後にNICUで赤ちゃんにミルクを飲ませて、おむつ替えをして寝かしつけまですると、次の搾乳までには1時間ほどしか眠れません。
ここで、同日出産のママさんと搾乳室で顔を合わせることになります。一緒になったママさんとは「つらいですね」「眠れないですよね」と少し言葉を交わす程度でした。深く会話をするわけではないけれど、同じ日に出産して、お互い子どもがNICUにいるというだけでも、“戦友”のような感覚が育まれていったといいます。