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エリザベス女王 ヘンリー王子とメーガン妃の”王室引退”に一区切りつくも… キャンセル続きで心労は続く? 英紙が報道

著者:森 昌利

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エリザベス女王【写真:Getty Images】
エリザベス女王【写真:Getty Images】

チャールズ皇太子の「ナマステ」ポーズが話題に 握手での挨拶も自粛

 ヘンリー王子とメーガン妃の最後の公務も終わり、年始から続いていた”王室引退”劇は、一応の区切りがついた形となったが、エリザベス女王の心労は続きそうだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響はイギリス国内にも広まっている。3月16日より連日行われることになったボリス・ジョンソン英国首相の定例会見にて、70歳以上の自主隔離の勧めがあった。この勧告を受け、93歳のエリザベス女王と98歳のフィリップ殿下をはじめ、71歳のチャールズ皇太子の健康を鑑み、王室行事の自粛が相次ぐことが確実となった。実際に専門家の勧めで、女王や皇太子はここ最近の公務での握手を避けている。チャールズ皇太子はいつもの癖なのか握手で挨拶を求めそうになり、大慌てで手を引っ込める様子や、握手代わりに手を合わせて頭を下げる様子がインドの伝統挨拶「ナマステ」のようだと話題になっていた。

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 英大衆紙「デイリー・メール」は、新型コロナウイルスの防疫対策の一環として、5月に予定されていた75周年となる第二次世界大戦の欧州戦勝記念日をはじめ、日本の天皇皇后両陛下の即位後初となる海外訪問の予定だった英国訪問も延期検討が確定と報じた。

 また、今春に予定されていた、エリザベス女王夫妻とチャールズ皇太子夫妻、女王のいとこにあたるグロスター公爵(75)、ケント公爵(84)、アレクサンドラ王女(83)らが関わる王室行事が自粛される方向だ。

 ジョンソン英首相は「大部分の人にとっては軽症の風邪という認識だが、重症化すると命の危険に関わる。特にリスクの高い高齢者は注意が必要」とし、自主的な隔離を促した。

 この政府勧告に対し、英王室側は「現在、政府のアドバイスに従う方針だが、予定のイベントに大きな影響を与えることになるのは間違いない」と語り、王室行事がことごとく延期、もしくは中止になることを示唆した。

 今春の行事には75周年となる欧州戦勝記念日、天皇陛下の英国訪問の他、ベアトリス王女の結婚式、女王主催のガーデン・パーティー、女王誕生日が続いていた。

 現在エリザベス女王はバッキンガム宮殿に居住。通常通り、週末はロンドン郊外のウィンザー城へ移る予定だ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)