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からだ・美容

「パヤ毛」が増えたのは年齢のせい? ドライヤーでやりがちなNG習慣とは 美容師が解説

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:三村 浩章

髪がバサバサとした印象になってしまうパヤ毛(写真はイメージ)【写真:写真AC】
髪がバサバサとした印象になってしまうパヤ毛(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 髪の表面からふわふわと飛び出す、「パヤ毛(アホ毛)」と呼ばれる短い毛。湿度が高くなる梅雨や夏はとくに目立ちやすく、悩みの種になりがちです。SNSでは、髪の表面だけをカットしてきれいに整える動画も見かけますが、本当に効果はあるのでしょうか。パヤ毛の正体や正しい対処法について、合同会社サステアの代表で現役美容師の三村浩章さんに伺いました。

 ◇ ◇ ◇

パヤ毛が目立つ原因は?

 髪の表面にふわふわと浮き出てくる「パヤ毛」。これは、生え変わってまだ短い状態の毛や、切れ毛、枝毛などが浮き出てきている状態です。毛先は基本的に軽いため、とくに癖のある人は、毛が曲がることで表面に出てきやすくなります。

 三村さんによると、パヤ毛が目立つ大きな要因のひとつが「癖」だといいます。ストレートヘアの人は、比較的目立ちにくいそうです。

 癖毛の多くは、やわらかいたんぱく質と硬いたんぱく質の偏りによって生じています。やわらかいたんぱく質は水分を含みやすいため、湿度が高いと湿気を吸って髪にうねりが出やすくなります。そのため、乾燥している日よりも、パヤ毛も目立ちやすくなってしまうのです。

 また、年齢を重ねるにつれてパヤ毛が増えたと感じる人もいるでしょう。エイジングの影響で、髪の癖が強くなったり、ハリやコシが失われたりすることで、パヤ毛が目立ちやすくなります。さらに、髪が弱くなって切れやすいのも一因で、切れた毛先が曲がったり広がったりすることで、パヤ毛として目立つ場合もあるといいます。

美容室でできるケア

 SNSでは、髪の表面だけをカットして飛び出た毛をなくし、ツヤツヤに整える動画をよく見かけます。しかし、三村さんによると、これは根本的な解決にはなりません。一時的には収まっても、再び目立つようになるといいます。

 パヤ毛を落ち着かせたい場合は、美容室で保湿力の高いトリートメントをお願いするのがおすすめです。髪内部の水分バランスが整うことでうねりや広がりを抑えやすくなり、パヤ毛も目立ちにくくなります。また、ストレートパーマも有効な選択肢のひとつだといいます。

セルフケアのポイントは「保湿」 注意点も

 自宅でできる対策としては、保湿が重要です。保湿力の高いトリートメントに変えたり、洗い流さないトリートメントをつけたりするほか、髪の表面にヘアオイルをなじませるのも有効です。

 毎日のドライヤーの使い方にも注意が必要です。中間から毛先を下から上に向かって乾かすのは避けましょう。まず根元を乾かし、次に中間・毛先を乾かします。その際は、必ず上から下に向かってドライヤーの風をかけ、キューティクルに逆らわないようにするのがポイントです。また、髪を指で挟み、上から下に引っ張るように乾かすと、パヤ毛やうねりを抑えやすくなるそうです。

 外出先でパヤ毛が目立ってきた場合は、その部分に少し水分を含ませてから指で押さえ、軽く上から下に引っ張ると落ち着く場合があります。ただし、強く引っ張りすぎるのは禁物。キューティクルへの負担によって、かえって髪が曲がりやすくなる可能性があるためです。力を入れず、やさしく整えましょう。

(Hint-Pot編集部)

三村 浩章(みむら・ひろあき)

合同会社サステア・CEO。hair/make COUR代表。滋賀県美容組合副理事長。シャンプーソムリエの資格を持つ現役美容師。今までに向き合ったお客様の数、延べ12万人以上。高校卒業後、兵庫県神戸市のサロンに勤務。その後、滋賀県彦根市にCOURを出店。ヘアショー、各種セミナー、神コレのヘアメイク、雑誌のヘアメイク、メーカーのプロダクトの企画テストなどをこなす。また、シャンプーオタクが作ったリペアシャンプー「サステア」をECサイトにて販売中。