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「クオリティが一律に保たれている日本の小学校は、すごい!」 転校が珍しくないハワイ 日本人ママが驚いた教育事情とは

公開日:  /  更新日:

著者:i-know

転校の理由は部活動なことも

 筆者の場合、息子の意志を確認した上で、8月から同じ市内の別の小学校へ転校させることにしました。日本の感覚だと「どうして、わざわざ同じ市内で転校させるの?」「今の小学校で何か問題があったの?」と思われるかもしれません。

 転校の理由は、学習面……ではなく“特定の部活動に入れるため”です。これは。日本では非常に珍しい理由ではないでしょうか。

 ハワイでは、日本と同様、小学4年生から部活動が始まります。日本でも地域や学校によって事情は異なりますが、ハワイの場合は学校ごとの違いが大きく、例えば、フラが習える学校もあれば、ない学校も。また、ヒップホップやアート、チェス、ロボティックスなど、学校によって部活動がかなり異なるのです。

子どもに合う環境を求めて転校を決断

 息子が5月まで通っていた小学校は、バスケットボールやバレーボールなどスポーツの部活は充実していました。一方で、スポーツが得意ではない子どもが活躍できる文化系の部活が少ないことが難点でした。

 しかも、ただでさえ少ない文化系の部活には人数制限があり、事前のオーディションで先生が子どもの能力を見て、入部の可否を決めます。そういった事情もあり、私が「ここでは、息子が活躍できない」と判断して、息子が得意とする音楽や楽器演奏に力を入れている学校への転校を決めました。

 筆者同様、転校を考える家庭は珍しくないので、昨年度の息子のクラスメート23人のうち3人が別の小学校に転校しますし、8月から通う小学校にも、息子を含め約10人が新4年生に途中編入すると聞いています。転校生が息子だけではないことを知り、親としても安心しています。

 日本ではアメリカほど、同じ地域の公立小ごとの勉強レベルや部活動、先生の指導力に大きな違いはないと感じます。そのため、日本のママ友たちが、小学校を心から信頼して子どもを預けている様子を見ると、「クオリティが一律に保たれている日本の小学校は、すごい!」と改めて思いました。

 次回は、親目線で見た“日本の小学校の良い点”を、さらに深堀りしたいと思います。

(i-know)

i-know(いのう)

大学卒業後、フリーランスライターに。お笑い雑誌やファッション誌で、著名人のインタビューを中心に活躍。34歳のとき日本のキャリアに一区切りをつけ、単身ニューヨークへ。その後、ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現在は2人の子ども(8歳、6歳)をバイリンガルに育てるべく奮闘している。