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シンク下の収納スペースに入れてはいけないもの カビや虫の発生も…梅雨時季に見直したい“しまいがちなアイテム”とは
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教えてくれた人:和漢 歩実

キッチン用品や食品をストックする場所として、限られたスペースを有効活用している人もいるでしょう。なかでも流し台の下(シンク下)は、広めに作られていることが多く、さまざまなものを収納しやすい場所といえます。しかし、シンク下での保存を避けたほうが良いものも、実はあるようです。高温多湿になるこれからの時季、気をつけたいポイントを、栄養士で元家庭科教諭の和漢歩実さんに伺いました。
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湿気がこもりやすい場所
シンク下は、一般的に引き出しや棚などの収納スペースが設けられており、一見すると物をしまうのに便利な場所です。しかし、水道管や排水管などが通っているため、ほかの場所と比べて、湿気がこもりやすい特徴があります。
したがって、湿度の影響を受けるものをしまうのには向いていません。湿気によって劣化したり、傷んだりするおそれがあります。とくに梅雨から夏にかけては高温多湿になるため、注意が必要です。また、排水管や壁のわずかな隙間が虫の通り道になりやすく、害虫が発生する可能性もあります。
シンク下に何をしまうかは、各家庭の環境によって異なり、正解はありません。しかし、湿気がこもりやすい場所であることから、控えたほうが良いものがあります。
湿気の影響を受けやすいものは避けて
シンク下の収納で避けたいものとして、食品が挙げられます。とくに米や乾物は、湿気の影響を受けやすいです。キッチンペーパーなどの紙類も湿気を吸いやすいため、ほかの場所へ移動したほうが良いでしょう。
○米
米は高温多湿に弱く、温度が高いと酸化が進み、湿度が高いとカビが発生しやすくなるといわれています。シンク下のような高温多湿な環境にしばらく保管しておくと、虫が発生することも。買ってきた袋のままではなく、密閉できる容器や袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。
○乾物
常温で保存できる乾物ですが、湿気は苦手です。湿度の高い場所に長期間置いておくと、水分を吸収して傷みやすくなり、風味も落ちます。ストックしやすい海苔やカツオ節なども、高温多湿なシンク下での保管は避けましょう。
○紙類
キッチンペーパーや紙皿などは、湿気を吸いやすいものです。高温多湿の場所に置いておくと、しんなりしたり、ひどい場合はカビが発生したりするおそれがあります。食品ではありませんが、清潔に使うためにもシンク下ではなく、湿気の少ない場所で保管すると良いでしょう。
シンク下には、高温多湿の状況であっても影響を受けないフライパンや鍋、ザルなどの調理器具類、買い置きのスポンジやブラシなどの掃除アイテムを収納すると良いでしょう。ただし、湿気が多く、水漏れが起きる可能性もあるため、収納しているものを定期的に確認することが大切です。
収納スペースには限りがありますが、これからの時季だけでも、移動できるものはほかの場所へ移しておきましょう。快適に過ごすためにも、シンク下の収納を一度見直してみてはいかがでしょうか。
(Hint-Pot編集部)
和漢 歩実(わかん・ゆみ)
栄養士、家庭科教諭、栄養薬膳士。公立高校の教諭として27年間、教壇に立つ。現在はフリーの立場で講師として食品学などを教える。現代栄養と古来の薬膳の知恵を取り入れた健やかな食生活を提唱。食を通して笑顔になる人を増やす活動に力を注いでいる。
ブログ:和漢歩実のおいしい栄養塾
