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メーガン妃とヘンリー王子 「帰ってこなくていい」が88% 英紙の緊急アンケート調査で
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高齢メンバーの多い王族 新型肺炎の影響で夫妻の「臨時復帰」を望む声は…少ない!?
新型コロナウイルスの感染者急増でエリザベス女王やチャールズ皇太子といった高齢メンバーが自主隔離に追い込まれ、英王室の公務遂行が難航している今、ヘンリー王子の一時王室復帰を望む声が一部で上がっている。しかしこのほど、英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が独自に行ったアンケート調査では、何と88%の読者がメーガン妃とヘンリー王子に対して「帰ってこなくていい」と答えていることが分かった。3月末日で“王室引退”となり、現在はカナダに滞在する夫妻に対して、これまでも英国内では値札を付けたままの服装やドレスコード違反などバッシングの声が多かったが、引き続き否定的な見解が多いようだ。
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「エクスプレス」紙は、現地時間3月20日午後2時から8時までの間にオンラインで「新型コロナウイルスで危機を迎えた王室に、メーガン妃とヘンリー王子の臨時復帰を望むか?」というアンケートを行い、6396人の読者が返答したという。その中で5575人の読者が「NO」(帰ってこなくていい)と答えた。
これはパーセンテージにすると88%。これに対して「帰ってきてほしい」と答えたのは711人で11%。110人の1%の読者が「分からない」と態度を保留した。
また「NO」と答えた読者の中には「王室を去る決断をしたのは彼らの方。ヘンリー王子が帰ってこなくても我々は耐えられる」という投稿もあり、今回の夫妻の“王室引退”劇に対する憤りも鮮明に見えた。
ただし一言付け加えると、「エクスプレス」紙は「保守派」で知られる新聞。今回の調査で88%が拒絶という極端な数字になったのも、もしかしたら読者層の影響があるかもしれない。伝統的なロイヤリストが多く、プロトコルを無視し身勝手で金満な振る舞いも目立ったメーガン妃とヘンリー王子には、常日頃から手厳しい読者層だったこともあるだろう。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)