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医師が教えるアイスの違い 「冷えが気になるなら」何を選ぶ? 驚きの正解とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

暑くなると食べたくなるアイス(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
暑くなると食べたくなるアイス(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 厳しい暑さが続く夏は、冷たいアイスが恋しくなる季節です。一方で、物価高の影響からアイスも値上がりが続き、「少しでも安いものを」と選ぶ人も多いでしょう。スーパーマーケットやコンビニエンスストアには、アイスクリームやラクトアイス、氷菓などさまざまな種類が並んでいますが、健康面を考えると選び方に違いはあるのでしょうか。イシハラクリニック副院長の石原新菜先生に、知っておきたいアイスとのつきあい方を聞きました。

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体を冷やしすぎたくないなら「アイスクリーム」

 スーパーやコンビニにはさまざまな種類のアイスが並んでいますが、石原先生は、体を冷やしすぎたくない人には「アイスクリーム」をすすめています。

「冷えが気になるけどアイスを食べたいなら、『アイスクリーム』がおすすめです。アイスクリームには、乳固形分と乳脂肪分が多く含まれているため、消化、吸収、代謝の過程で熱(食事誘発性熱産生)が生まれます。その結果、ほかの種類のアイスと比べると、体が冷えにくいと考えられます」

 スーパーなどで売られているアイスは、乳固形分や乳脂肪分の量によって、次のように分類されています。

・アイスクリーム:乳固形分15.0%以上(うち乳脂肪分8.0%以上)
・アイスミルク:乳固形分10.0%以上(うち乳脂肪分3.0%以上)
・ラクトアイス:乳固形分3.0%以上
・氷菓:乳固形分3.0%未満(果汁を凍らせたアイスキャンデーやかき氷など)

 このように「アイスクリーム」は、4種類の中で最も乳固形分と乳脂肪分を多く含んでいます。一方、比較的手頃な価格で販売されることが多いラクトアイスは、乳脂肪分の代わりに植物油脂が使われています。

 暑い日に体を冷やすことは大切ですが、冷やしすぎが気になる人は、商品の種類表示にも目を向けてみると良いでしょう。

物価高で毎日は難しい…「ヨーグルト×アイス」という選択肢も

 アイスクリームは体を冷やしにくい一方で、価格やカロリーが気になる人も少なくありません。そんな人に石原先生がすすめるのが、ビフィズス菌入りヨーグルトとアイスを組み合わせた食べ方です。

「夏は暑いので、どうしても冷たいものを食べたり、飲みたくなったりします。ただ、冷たいものばかりを口にしていると、胃腸が冷えて働きが落ち、消化不良から腸内環境の悪化につながります。普段の食事は冷たいものばかりにならないように気をつけて、クーラー下では温かい飲みものをチョイスする工夫をしましょう

 また、ヨーグルトを組み合わせる場合は、腸内環境、とくに大腸内の環境を整えるビフィズス菌入りヨーグルトを選ぶのがおすすめです。冷たいものを楽しみながら、腸をいたわる習慣にもつながります」

 ヨーグルト×アイスを食べる場合の目安は1日1~2回程度。朝起きてすぐや、寝る前は胃腸を冷やしやすいので避け、おやつや食後、お風呂上がりのタイミングで食べるのがおすすめです。

夏バテは「冷えバテ」が原因かも 冷たいものとのつきあい方に注意

 石原先生によると、夏は冷たいものの取りすぎによって、胃痛や便秘、下痢といった胃腸の不調だけでなく、むくみや生理痛、手足の冷え、肩こり、不眠など、さまざまな不調などを訴える患者も少なくないといいます。

「クーラーなしの生活は熱中症の危険があるので、クーラーで生活するのはもちろんですが、毎日湯舟につかること、クーラー下では温かい飲み物を飲むなど、胃腸を冷やさないことが大事です」

 熱中症予防のために体を冷やすことは欠かせませんが、冷房の効いた室内では冷やしすぎない工夫も必要です。暑さ対策と冷え対策のバランスを意識しながら、上手に楽しみたいですね。

(Hint-Pot編集部)