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「なぜ紹介しないの?」「お父さんとお母さんはどこ?」 避けたい“何気ないひと言” 令和の結婚式で求められる配慮とは
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結婚式は新郎新婦の門出を祝う特別な日です。しかし近年は、家族の形や結婚式のスタイルが多様化し、参列者が良かれと思って発した言葉や行動が、新郎新婦を困らせてしまうケースもあるようです。少人数婚や家族婚が増えるなか、参列者にはどのような配慮が求められているのでしょうか。「ベルヴィ」などを運営する冠婚葬祭のプロ「アルファクラブ武蔵野」の広報さんにお話を伺いました。
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結婚式の規模に触れない
トラブルに発展したわけではありませんが、新郎新婦の心を煩わせる原因として増えているように感じるのが、「結婚式の規模や参列者数」に関する話題です。
少人数婚を選んだ新郎新婦に対し、なにげなく下記のようなひと言をかけてしまう方が時折いらっしゃいます。
「意外と人数少ないんだね」
「もっと盛大にやると思っていた」
しかし、新郎新婦には新郎新婦なりの考えや事情があります。こうした言葉によって、「自分たちの選択を否定された」と感じてしまうこともあるのです。
家族の形はさまざまなことを忘れずに
ご家族の事情に関する配慮も、以前より重要になっています。ご両親が参列されないケースや、ご両親が離婚・再婚されていて親御様が3組いらっしゃるケースなど、ご家庭の形はさまざまです。
「お父さんとお母さんはどこ?」
「なぜ紹介しないの?」
こうした質問が、ご本人にとって答えづらい話題になることがあります。
集合写真についても同様です。「せっかくだから全員で撮りましょう」と善意で提案したつもりでも、ご家族間の事情から、特定の方同士を同じ写真に入れたくない場合があります。
席順や親族紹介、肩書の表記なども含め、表からは見えない事情を抱えているケースは少なくありません。
記念品の演出も多様化
記念品や花束贈呈の場面でも、「お父さんとお母さんに渡すもの」という固定観念が当てはまらないことがあります。誰にプレゼントを渡すのか、新郎新婦が慎重に考えて決めているにもかかわらず、なにげない疑問の声が本人たちを困らせてしまうことがあります。
「なぜその人なの?」
「もう一人には渡さないの?」
このように「なんで?」「どうして?」と思うことがあるかもしれませんが、それは新郎新婦側に何らかの理由があってのこと。触れずにいてあげることも、参列者としての大切な配慮ではないでしょうか。
最近では、できるだけ特定の親族同士を会わせたくないので、入館時間をずらしたい、控室を分けたいといったご要望も増えています。例えば、モーニングを誰が着用するのか、どのタイミングで会場入りするのかといった細かな調整にも、家族関係への配慮が含まれていることがあるので、掘り下げるような発言は控えましょう。
こうした事情は余興やサプライズ演出にも当てはまります。善意で企画したものであっても、新郎新婦の意向に沿わない場合があるため、事前の確認が大切です。
(和栗 恵)