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メーガン妃 賢夫人ぶりを発揮 ヘンリー王子の「帰国を禁止」 カナダの豪邸での“自主隔離”で新プランも練る
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チャールズ皇太子の新型肺炎感染を受けるも冷静に判断 動物愛護活動始動へ
チャールズ皇太子の新型コロナウイルス感染が明らかになり激震が走る英国内。現地時間3月23日の午後8時半には、ボリス・ジョンソン首相が3週間にわたる全国的な閉鎖を宣言したばかりだが、王位継承権1位の皇太子に病魔の手が伸びたことで、さらに警戒が強まっている。3月末日で“王室引退”するヘンリー王子とメーガン妃は現在カナダに滞在しているが、71歳の実父の感染を知った王子が急遽の帰国も検討したという。しかし、メーガン妃が「現状を考えて」と“禁止”して断念。英紙が報じた。今月始めに最後の公務で帰国した際は、メーガン妃のヘンリー王子へのボディタッチが「独占欲の表れ」と専門家に指摘されたことが報じられたが、この緊急事態に「独占欲が強い妻」というよりも「冷静な妻」でいるのかもしれない。
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英王室は25日、チャールズ皇太子が新型コロナウイルスの検査で陽性と診断され、スコットランドで“自主隔離”していると発表した。「高齢者は重症化の危険が高い」と言われる新型肺炎に、71歳の実父が感染したことはヘンリー王子にとって一大事。急遽の帰国も検討したが、メーガン妃が夫の帰国にきっぱりと反対したという。
英大衆紙「デイリー・メール」は、近親筋が「メーガン妃がヘンリー王子の渡航を禁じた」と明かしたと伝えている。
「チャールズ皇太子とは、もちろん連絡を取り合っているが、メーガン妃とヘンリー王子の2人ともフラストレーションを高めている」と証言。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な脅威となっている英国への帰国は「今の情勢に逆らう行為」として、「現状を考えて」とメーガン妃がヘンリー王子に話して禁じたと報じた。
確かに帰っても回復するまでチャールズ皇太子との面会は叶わないだろうし、先日、バッキンガム宮殿のスタッフからも感染者が出たというニュースがあり、英国帰国のリスクは高い。
無論、いくらパーティー好きなヘンリー王子とはいえ、3人以上の会合が禁止された今の英国で不特定多数の人間と会うことはないだろうが、人里離れたカナダ・バンクーバー島の豪邸で“自主隔離”している方が安全と言えそうだ。
そんな安全地帯で“自主隔離”をしながら、動物愛護にも熱心なメーガン妃は保護犬のホストファミリーを始める予定と伝えられた。それは飼い主のいない犬の引き取り先が見つかるまで、臨時の飼い主となる仕事。メーガン妃はこれまでも保護犬を引き取ったことがある。現在2匹の犬と暮らし、カナダで長男アーチーくんと一緒に散歩する姿をキャッチされたことがある。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)