Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

話題

「圧倒的設計ミス」「母親は用も足せない」 狭すぎるトイレのおむつ台、“苦肉の策”が反響

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

「閉めたら開かないし開けたら閉まらない」話題を呼んだトイレのおむつ台【写真提供:投稿者】
「閉めたら開かないし開けたら閉まらない」話題を呼んだトイレのおむつ台【写真提供:投稿者】

 幼い子どもを連れた外出先で、なくてはならないのが「おむつ台」。近年は多目的トイレや女性用トイレだけでなく、男性用のトイレにも設置が進んでいます。一方で、中には使いづらい設計のものも……。外出先で遭遇したまさかの設計のおむつ台に、戸惑いをつづった投稿がネット上で話題を呼んでいます。投稿者の女性に詳しい話を聞きました。

 ◇ ◇ ◇

おむつ台を下げると個室のドアを閉められず、ドアを閉めると台を下げられない…不思議な設計が話題に

「閉めたら開かないし開けたら閉まらない」

 今月上旬、SNS上に投稿された写真には、あるファミリーレストランのトイレの一角、個室の中に設置されたおむつ台の様子が収められています。狭い個室の中、跳ね上げ式のおむつ台を下げると、個室のドアを閉められず、個室のドアを閉めるとおむつ台を下げられないという不思議な設計。続く投稿では「ドア閉めてから台開ければいいじゃんって人へ。分かりにくいですが、台が想像以上に幅取ってて人が立つスペースもないんですよ…」「ドア閉めても自分が立てなくて、台の下にしゃがむしかない」と、個室内の狭さがイラストを添えて説明されています。

 投稿は拡散。「ああ、便座とアカチャン置くスペースが被ってるのね」「圧倒的設計ミス」「あるよねこういうの ありがたいけど、付けりゃいいってもんじゃねぇ…って感じだよね…」「荷物もってると絶望ですよね」「限られたスペースでの苦肉の策ですね」「おむつ替えるだけなら扉を閉めなくてもできるので、店側も限られたスペースでできるだけの事をやった結果」など、さまざまな反応が寄せられています。

 投稿者は3歳と生後2か月の2人の娘を育てる30代前半の女性。外出先のファミリーレストランで、下の娘を抱えてトイレを利用する際、写真のおむつ台に遭遇し困惑したと振り返ります。

「おむつ台を開くと内開きのドアが閉められない、先にドアを閉めると自分が邪魔でおむつ台を開けない、という構造で、奥にも横にも手前にも人が立てるスペースはありませんでした。女子トイレ内に個室は2つ。私のすぐ背後が入口、左後ろは手洗い場と激狭でした。入った瞬間、『えっ、ドア開けたままおむつ替えるの?』と戸惑ってしまいました」

 女性は抵抗を感じつつも、個室のドアを開けたままおむつ替え。そのあと自分も用を足したかったものの、子どもと2人で入ることができない設計のため、どうしようもなくトイレを諦めたといいます。

「結局、諦めてそのままおむつ替えしましたが、奥の個室を利用する人の邪魔になってしまい、申し訳なかったです。ただでさえ、個室をひとつ占領している状態なので、もし待ってる人がいたら申し訳なさとプレッシャーで焦ってしまったと思います。自分も用を足したかったのですが、見ての通り台に寝かせていたら便座に座ることもできないし、首も座らない赤ちゃんを抱っこしたままではどうすることもできないので、諦めました。抱っこひもがなかったら、まだ立てない赤ちゃんを連れた母親は用を足すこともできないのかと」

 一連の投稿について、女性は「『なんか面白い構造のトイレだなぁ』くらいの軽い気持ちで投稿しただけなので、ここまで反響があるとも思いませんでした。このような狭い室内に、半ば無理やりでもおむつ台を設置してくれて、子連れとしては感謝しかないです。ただ、抱っこひもを持参しなかった私も悪いですが、母親が赤ちゃんを連れた状態で用を足すことまでは想定されていなかったんだろうな……と少し残念に思いました」と経緯を説明。その上で「古い建物の場合は難しいことは理解していますが、もう少しおむつ台やベビーカーごと入れる広さのあるバリアフリートイレが増えてくれたら、ますます子育てしやすい社会になるのになぁと思います」と話しています。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)