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夏の被災で想像以上につらい「トイレの悪臭」 防災士がすすめる備蓄と臭い対策

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

夏ならではの備蓄と配慮も必要

便器をゴミ袋などで覆って臭い対策を(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
便器をゴミ袋などで覆って臭い対策を(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 夏に被災した人への取材で、多くの人が口にしていたのが「悪臭が本当につらかった」という声でした。

 断水によって排水管から臭いが上がり、室内に広がることがあります。さらに、高温の影響で排泄物の腐敗が進み、防臭袋に入れていても臭いが強くなるケースも。部屋中にトイレの臭いが充満し、大きなストレスになったという人も少なくありません。

 こうした悪臭を少しでも軽減するため、非常用トイレ用とは別に、防臭効果の高いゴミ袋を備えておくことをおすすめします。ホームセンターなどでは、防臭に加えて消臭効果を備えた商品も販売されています。

 ただし、防臭袋で防げるのは排泄物の臭いです。排水管から上がってくる臭いまでは防ぐことができません。そのため、大判の防臭袋などで便器全体を覆い、できるだけ臭いが室内へ漏れないよう工夫すると良いでしょう。

 併せて、トイレ用の消臭剤やスプレー式の消臭剤も備えておくと安心です。また、悪臭につられてハエやゴキブリなどの害虫が発生することもあるため、防虫剤や害虫除けスプレーもローリングストックしておくことをおすすめします。

(和栗 恵)

和栗 恵(わぐり・めぐみ)

防災士・ライフスタイルライター。1970年東京都生まれの B型。雑誌、ウェブ、ドラマCD、ゲームシナリオ制作など、さまざまな媒体を手がける。男女の本質的な違いに着目した独自の恋愛論・結婚論を、ティーン誌、青年誌、ママさん向けウェブなどで展開中。著書にA型夫とB型妻との生活を描いた「毎日がグチLove B型妻 VS A型夫(笠倉出版社)」、「そして、ありがとう…ー犬とわたしの12の涙ー(日本文芸社)」などがある。