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「意味がわからない」 気温50度超えでも「熱いチャイ」を飲み続けるインド 夏を乗り切る驚きの食習慣とは
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インドの夏は、場所によっては気温が50度を超えることがあります。しかし、そのような厳しい暑さの地域でも、日本の夏の定番である「そうめん」や「冷やし中華」のような冷たい食べ物はほとんど見当たりません。冷たい飲み物もあまり好まれない傾向にあるようです。インドの人々は過酷な夏をどう乗り切っているのでしょうか。インド研究家で旅するライターの中谷秋絵さんが、現地で見聞きした夏の食文化を紹介します。
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なぜ冷たい食べ物がないの?
インドには、そうめんのような冷やして食べる食べ物がほとんど見当たりません。そのうえ、冷たい飲み物もあまり好まれない傾向にあります。ラッシーやコーラなどのコールドドリンクは一応あるのですが、あまりキンキンには冷えていない場合が多いんです。
それは、インドの食習慣には、伝統医学「アーユルヴェーダ」の考え方が今も深く根付いているからだと私は感じています。アーユルヴェーダでは、冷たいものは体の消化力を弱めるため、健康によくないと考えられているようです。
現代のインド人がどこまでアーユルヴェーダを意識しているかはわかりませんが、私から見ると、無意識のうちにインドの食習慣に影響を及ぼしているのだろうと思います。
インドにはない「アイスチャイ」

日本人にも馴染みのある「チャイ」も、インドでは季節にかかわらずホットで飲みます。
知り合いの日本在住インド人に「アイスチャイ」というと、「意味がわからない」といった様子で、怪訝なまなざしを向けられました。それほど、インド人にとっては、チャイ=熱い飲み物なのです。
50度を超える酷暑のなかでも、インド人たちは1日に何杯も熱々のチャイをすすっています。日本だと「夏に熱い飲み物なんて」と思いますが、不思議とインドでは熱いチャイが飲みたくなるんですよね。
