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「意味がわからない」 気温50度超えでも「熱いチャイ」を飲み続けるインド 夏を乗り切る驚きの食習慣とは
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インドの夏の定番ドリンク3選
インドには、日本のように「夏といえばこれ」という定番の食事メニューはあまりなく、夏でも火を通した温かい食事をとります。
その代わり、夏に飲むドリンクの種類は非常に多く、味わいも豊かです。暑い夏を乗り切るインドのドリンクを3つ紹介します。
1. チャース(スパイス・バターミルク)

ヨーグルトを水で薄め、クミンや岩塩、ミントなどを混ぜたもの。材料を混ぜるだけなので、自宅でも簡単につくれます。
とてもさっぱりしているし、塩分も取れるので夏にぴったり! しかし、ヨーグルトにクミンと塩という組み合わせは、かなり独特の味です。私は好きですが、日本人受けはしないかも……。
2. ジャルジーラ

ヒンディー語で「クミン(ジーラ)の水(ジャル)」を意味します。クミンシードやフェンネルシード、黒コショウなどの消化を助けるとされるスパイス類と、タマリンドまたはレモンの酸味、そして塩やミントなどが入っています。材料をすべてミキサーにかけてペースト状にしたものを薄めて飲むものです。
これはチャース以上に独特な味がします。しかし、私はインドで熱中症になりかけていたときに、インド人にジャルジーラを飲ませてもらい、一気に体が回復した経験があります。最初は、慣れない味に「ウッ」となったものの、その効果は体で感じました!
ちなみに、最近は日本でも、中にプースが入ったインドのスナック「パニプリ」が流行りつつありますが、このスープはジャルジーラと同じものなんですよ。
3. ココナッツウォーター

ココナッツは「天然の点滴」とも呼ばれ、インドでは街角で生のココナッツを売っている様子をよく見かけます。屋台では1つ100円以下で購入できて、その場でカットしてストローを挿してくれます。
ココナッツウォーターは天然の電解質を豊富に含むといわれ、水分補給に適した飲み物です。もちろん砂糖や人工甘味料は一切入っていないので、“健康的なスポーツドリンク”ですね。現地で会ったインド人も「健康にはココナッツウォーターが一番だ!」と言って飲んでいました。
このようにインドでは、冷たい飲み物・食べ物をとるのではなく、身近に手に入る食材やスパイスで夏の暑さに対応しているようです。日本でも「夏野菜で体を冷やす」などの、昔ながらの知恵がありますよね。そうした食の工夫も取り入れて、この夏を乗り越えていきましょう。
(天白 あきえ)

天白 あきえ(てんぱく・あきえ)
取材ライター。新卒3年で心を病み、インドにバックパッカーの旅へ。インドの寛容さに救われ、日系旅行会社で働きながら約2年滞在。その後もたびたびインドを訪れている。2021年よりフリーランスのライターに。自身のインド経験を綴った「どんなに自己肯定感が低くても生きやすくなるすごいインド思考術」(ANU WORKS出版刊)など、2冊の電子書籍を出版。インドのダンスも踊っている。