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メーガン妃を守るためにヘンリー王子が失ったもの 周囲に吐露した“後悔の念”とは
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殿下の称号やロイヤルの使用禁止ではなく… 海兵隊元帥の辞任
3月末日での“王室引退”でさまざまな報道が流れる中、ヘンリー王子の真意を映し出すニュースが報じられた。メーガン妃との結婚生活を守るため、ヘンリー王子自ら「他に選択の余地がなかった」と語る主要王族からの離脱は“メグジット”と呼ばれるが、それに伴い王子が失ったものは多いと指摘されている。特に、王位継承権6位の王子が最も痛恨の思いを持っているのは、海兵隊元帥の辞任だという。これまでも軍服を着て誇らしい笑顔を浮かべる姿が度々報じられてきたヘンリー王子。主要王族から退いた今、そんな表情をもう見ることはないのだろうか。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、ヘンリー王子は周囲に海兵隊元帥を辞任したことについては「後悔している」と話しているという。
近親筋によると、ヘンリー王子は「海兵隊の任務を本当に誇りに思っているので(海兵隊元帥の辞任は)非常につらかった。他に選択の余地がなかったとはいえ、関係者をがっかりさせてしまった」と語っているようだ。「HRH」(殿下、妃殿下)の称号や“ロイヤル”の文言の使用禁止を通達されたことよりも、海兵隊との関係がなくなったことに落ち込んでいると伝えた。
英王室はメーガン妃とヘンリー王子の“王室引退”を受け、「HRH」(殿下、妃殿下)や“ロイヤル”の文言の使用禁止に加え、海兵隊元帥の返上などを要求して、ヘンリー王子夫妻も受け入れた形となった。
しかし、後悔先に立たず。失われたものの大きさは失ってみて初めて分かるという実例の1つかもしれない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)