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1か月で激変したハワイの風景…大流行で「スクリーン離れに一役」 日本では「100均」→現地では「8000円」もする日本のおもちゃとは
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「“スクリーン離れ”をすることに、けん玉が一役買っている」

私が注目したのは、そのトーナメントを主催したおもちゃ店のオーナーのインタビューです。
そのオーナーはけん玉好きが高じて、2018年頃より“けん玉講師”として、学校の体育の授業や放課後プログラムなどでけん玉を指導しているとのこと。技を教えるだけでなく、「子どもたちの精神面や体力、そして社会性を向上させることを目的としている」そうです。
日本では昔ながらのおもちゃとしておなじみのけん玉が、ハワイではそんなふうに子どもたちと関わるツールとしても使われていたとは……! 日本人の私は、ちょっとうれしくなりました。
さらに、アメリカのネット記事では「タブレットやスマホに夢中になっている子どもたちが“スクリーン離れ”をすることに、けん玉が一役買っている」と伝えています。たしかに以前は、ティーンエイジャーが動画を見ながら歩きスマホをしている姿をよく見かけましたが、最近はスマホよりも“歩きけん玉”をしている人のほうが多い印象です。
「けん玉=日本のおもちゃ」の認知は低め?
ただ、日本人の私としては、少し意外に感じることもあります。
こちらの子どもたちを見ていると、「けん玉=日本のおもちゃ」というより、スケートボードなどと同じような感覚で、クールな遊びのひとつとして楽しんでいるように見えるのです。
実際、こちらで人気を集めているけん玉には、デンマークやアメリカのブランドの商品もあります。私が日本で見慣れてきたけん玉とは少し雰囲気が違い、色使いやデザインがスタイリッシュ。価格が50ドル(約8000円)前後するものもあります。
「けん玉に8000円!?」
日本では100円ショップでもけん玉を見かけるので、最初に値段を知ったときは驚きました。こちらの子どもたちにとっては、昔ながらのおもちゃというより、好きなデザインやブランドを選び、技を磨いて友達と見せ合うアイテムなのかもしれません。日本生まれのけん玉が、海を渡って違った楽しまれ方をしているのがおもしろいなと感じました。
と、今回はハワイのけん玉ブームについてご紹介しました。
日本は夏休みも終盤。この夏、「子どもが夢中になれるものが見つからなかった」「スクリーン漬けだった」というご家庭は、最後の望みをかけてけん玉を与えてみると、残りの夏休みが充実したものになるかもしれません。
(i-know)

i-know(いのう)
大学卒業後、フリーランスライターに。お笑い雑誌やファッション誌で、著名人のインタビューを中心に活躍。34歳のとき日本のキャリアに一区切りをつけ、単身ニューヨークへ。その後、ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現在は2人の子ども(8歳、6歳)をバイリンガルに育てるべく奮闘している。
