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「出禁にしてほしい」「人も車も規制していい」 世界自然遺産にポイ捨てさえた食べ物のゴミに反響 知床財団が訴えた危険性とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

野生動物が道路に出没することも(写真はイメージ)【写真:写真AC】
野生動物が道路に出没することも(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 観光シーズンを迎え、多くの人が訪れる世界自然遺産の知床。しかしその陰で、悲しい現実が浮き彫りになっています。知床の自然環境や野生動物の保護活動を行う知床財団らうすのX(ツイッター)公式アカウント(@ShiretokoNF_R)は、知床峠でのゴミ回収の様子を投稿。危機感があふれる状況に、怒りや批判の声が上がっています。

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「ポイ捨て≒餌づけ」 知床峠で不法投棄されたゴミの回収作業

「お盆明けの知床峠で不法投棄の回収を行いました。中身の入った飲料や食べ物など、内容はさまざま。野生動物にとってポイ捨て≒餌づけです。ヒグマが人の食べ物の味を覚えることは大変危険です。人もヒグマも不幸になります。知床の自然と野生動物を守るため、ゴミのポイ捨ては絶対やめましょう」

 同財団は、そう切実なメッセージを投稿しました。添えられた写真には、木々が生い茂る山道の舗装路脇で、青い作業服に帽子と手袋を着用したスタッフが不法投棄されたゴミを回収する様子が写っています。道路端の草むらにはペットボトルやプラスチック容器、レジ袋などのゴミが散乱しており、それらを火バサミを使って丁寧に拾い集めて袋に収めています。

 回収されたゴミの中には、中身の入った飲料や食べ物もあったそう。同財団は「ヒグマが人の食べ物の味を覚えることは大変危険」と強調し、ポイ捨てが野生動物への餌づけと同等であるとして強く注意を呼びかけました。

 投稿のリプライ(返信)や引用リポストには「これはひどい!」「ルール、マナーを守れない人は近づかないで欲しい」「こういう観光客は出禁にしてほしい」と、マナーを軽視する訪問者に対する強い怒りの声が相次ぎました。また、「もういいかげん、人も車も規制して良い頃合いでしょう」と環境保護のための厳格なルール作りを求める意見も見られます。

 さらに、食べ物のポイ捨てが引き起こす重大なリスクに対し、「こんなことするからクマがおいしい物を覚えてしまうのでは?」「こいつらが人食いヒグマをおびき寄せている」など、生態系への影響や安全面の懸念に言及する声も寄せられています。

 一人ひとりのマナーが、貴重な自然環境や野生動物との適切な距離感を守るために不可欠です。

(Hint-Pot編集部)