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「絶対におやめください」 北海道の牧場が異例の注意喚起 無断侵入、馬に触れる“危険行為”続出に困惑

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

「見るな」「写真を撮るな」ということではない

柵の内側で過ごす馬たち。道路と牧場の敷地内には明確な区別がある【写真提供:ヴェルサイユファーム株式会社】
柵の内側で過ごす馬たち。道路と牧場の敷地内には明確な区別がある【写真提供:ヴェルサイユファーム株式会社】

 一方、今回の注意喚起は、馬を見ることや写真を撮ること自体をやめてほしいというものではありません。

 重要なのは、道路と牧場の敷地との“境界”です。

「道路沿いから馬を見たり、道路から風景写真を撮ったりしていただくことについては問題ありません。一方で、道路と牧場の敷地内には明確な区別がありますので、許可なく敷地内へ入ることはおやめください」

 道路側に面した放牧地では、親子の馬が一緒に過ごしていることもあるそうです。そうした姿を楽しんでもらうことや、馬に興味を持ってもらうことは、牧場側にとってもうれしいことだといいます。

 禁止しているのは、馬を見ることではなく、許可なく境界を越えること。その点について、岩崎さんはこう呼びかけます。

「『見るな』『写真を撮るな』ということではありません。道路を通行する際に、道路側から馬たちを温かく見守っていただければと思います」

「ほんの少しの行動」が大きな事故に

「今回SNSで改めて注意を呼びかけたのは、馬と人、双方の安全を守りたいという思いからです」

 馬が好きだから、もっと近くで見たい。触れてみたい。そうした気持ちは、牧場側も理解しています。それでも、相手は人間の思い通りに動くとは限らない大きな動物です。

「ほんの少しの行動が、馬にとっても人にとっても大きな事故につながる可能性があります」

 だからこそ守ってほしいのが、牧場の敷地内には無断で入らないこと、馬には勝手に触らないことです。

「馬を好きになってくださること、興味を持ってくださることは、私たちにとってもうれしいことです。だからこそ、馬たちが安心して過ごせるよう、ルールを守って温かく見守っていただければと思います」

 馬への興味や好意が、馬や人を危険にさらす行動になってしまっては本末転倒です。近くで見たいと思っても一線を越えず、適切な距離から見守ることが求められています。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)