3匹で捨てられていたところを保護　最初は男の子に間違われていた「コテツ」ちゃん

　無人の部屋から響く「ピッピッピッピッ」という電子音。そして、電気スタンドがピカピカと不自然に点滅していますが、部屋の中には黒ねこが1匹いるだけです。「父の部屋から音が聞こえるから見に行ったら面白いことになってた」というコメントを添えた、あたかも超常現象のような様子が話題に。動画を投稿した、しろg（@shitog21）さんに話を聞きました。

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　電気スタンドが点滅していたのは、2階にあるしろgさんのお父さんの部屋。元野良ねこの「コテツ」ちゃんは、よくお父さんの部屋に行っては窓の外を眺めたり、丸まって寝たりしているそう。

　どうやら点滅の原因は、コテツちゃんのよう。電気スタンドのスイッチの上に丸まり、微動だにせずこちらを一瞥する様子が映されています。

　男の子のような名前のコテツちゃんですが、女の子です。大阪の下町を舞台にした昭和の国民的アニメ・漫画に出てくるねこのキャラクターと顔の模様が似ていたのが由来。でも、実は名前を付けた時に性別を勘違いしていたそうです。そんなこともあり、現在は「ちびちゃん」と愛称で呼ぶことも多いのだとか。

　コテツちゃんは、きょうだいねこたちとともに3匹で捨てられていたところを、しろgさんのお父さんに発見され、救出されました。お迎えした当時は、まだ生後2週間程度の本当に小さな小さな子ねこでした。

　他2匹のうちの1匹は、寄生虫が原因で衰弱しており、残念なことに保護してすぐに亡くなってしまったそう。しかし、もう1匹はご近所さんが引き取ってくれることになり、現在も幸せに暮らしています。

　不思議な動画は大きな話題となり、「新手のポルターガイスト！」「イスのハゲている部分は猫が『爪研ぎ』したからと見る愛猫家目線」「心拍数みたいに点滅してますね！笑」など、さまざまな“見解”が飛び交いました。

（Hint-Pot編集部）