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ベロをしまい忘れる元野良ねこ “あっかんべー”で飼い主を見つめ続ける姿にほっこり 「抜けた顔していてかわいい」
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引っ越し先のベランダに毎日顔を出すようになって保護 マイペースな“いっちゃん”
ねこたちは、自分がかわいいということが分かっているのではないかと思うほど、さまざまな愛らしい仕草で人間を“翻弄”してきます。特に舌のしまい忘れは、写真集になるほど虜になる人が多い行動。洗濯物をたたむ飼い主さんの観察に夢中で、「あっかんべー」状態になっているかわいらしい元野良ねこが話題になっています。飼い主で、漫画「手から毒がでるねこのはなし」(エムオン・エンタテインメント刊)の作者、原田ちあき(@nijinoyatu)さんに聞きました。
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原田さんの愛猫“いっちゃん”こと「一松」ちゃんは、推定年齢6歳のハチワレねこです。古風な名前は三日三晩考え抜いた末に付けられましたが、当初は男の子だと思っていたそう。しかし、保護から2週間が経った頃に動物病院へ行ったところ、女の子であることが判明しました。
そんないっちゃんはおとなしくて控えめな性格。ですが、原田さんはあまりのかわいさに服従し、振り回されてしまっているようです。ねこ好き“あるある”がたっぷりと描かれた連載中のねこ漫画は、「中毒性が高い」と人気を博しています。
いっちゃんとの出逢いは、引っ越しをしたばかりの頃。いっちゃんが原田さんの住む部屋のベランダにやってきたのがきっかけでした。しかし、保護しようにも一筋縄ではいかず……。一時は野良ねことして生きた方がいっちゃんにとっても幸せなのではないかと考えたこともあったそうですが、野生として生きるリスクを知り、一緒に暮らすことを決意したといいます。
一緒に暮らし始めてからというもの、いつも原田さんを夢中にさせるかわいらしい仕草をするいっちゃん。この日は洗濯物をたたんでいるところに寄ってきました。そして、原田さんの動きを隣で観察しながら、ずっとベロを出していたそうです。ベロはしまい忘れてちょっとはみ出ているといった程度ではなくしっかりと出ており、まるで「あっかんべー」をしているかのよう。
原田さんによると、いっちゃんが舌を出すのはよくあることだそうで「伸びをするとニューッと出てくるので、もしかしたら前歯が小さすぎてその隙間から力の入った舌が出てきているのかもしれません」とのこと。
いっちゃんの愛らしすぎる様子に、「舌も畳んで下さい」「いつも少し抜けた顔していてかわいいですね」「おお、せくし~!」など、多くの人がほっこりと和んだのでした。
(Hint-Pot編集部)