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メーガン妃 新ブランド立ち上げの“活動休止”も ヘンリー王子はアメリカ永住権の取得申請を見送り
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数か月は休暇を取って充電期間に 英紙報じる
主要王族から離脱して経済的自立を目指すメーガン妃とヘンリー王子。今後の活動に注目が集まっていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、数か月間、充電期間にあてることが濃厚となった。また、ヘンリー王子はアメリカの永住権となるグリーンカード取得申請を、当面の間行わない方針であることも明らかに。夫妻は“王室引退”後の仕事に向け着々と準備をしてきた。このほど公開された、メーガン妃がナレーションを務めたディズニー作品「エレファント」もその1つ。ヘンリー王子がCEOに売り込み、録音に同席して発音を正すなどの力の入れ具合だったというが……。しばらくは“活動休止”の可能性を王室専門家が明かした。
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英大衆紙「デイリー・メール」によると、王室専門家のオミッド・スコビー氏がポッドキャストに出演し、今後の夫妻について語ったという。「HRH」(殿下、妃殿下)や「ロイヤル」の文言が使用禁止となり、ヘンリー王子とメーガン妃は「サセックス・ロイヤル」のインスタグラムのアカウントも閉鎖し、新しいブランドやプロジェクトを着々と準備中でいた。
「どんな新ブランドを構築するか、またどんな形で活動を再開するのか注目されるメーガン妃とヘンリー王子ですが、驚くことに数か月間、休暇を取って充電期間とすることにしたらしいです」と、しばらく2人が“活動休止”すると予想した。
また英高級紙「タイムズ」が報じたところによると、アメリカ移住後、ヘンリー王子がアメリカの市民権を「申請しない方針」であることも明らかになったという。
それはアメリカの市民権を得る条件として、英国での“公爵”の爵位も返上しなければならないケースも考えられ、またアメリカ当局を対象とした税金問題も新たに発生するからだと見られている。
ヘンリー王子が観光ビザでアメリカに入国したのかは不明だが、アメリカに投資する意思のある投資家や企業家に許される居住ビザや、業績のある人物に与えられる特別なビザを申請してメーガン妃の母国に滞在する予定だという。
しかし何はともあれ、現在の世界は新型コロナウイルスへの対応で手いっぱい。これも2人にとって、今後の身の振り方をじっくり考える良い機会となるのかもしれない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)